港区虎ノ門・麻布台に「麻布台ヒルズ」が開業予定です。
麻布台ヒルズには日本一高い330mのビルを筆頭に、270mと240mの超高層タワーが建てられます。
麻布台ヒルズは当初、2023年3月に開業の予定でした。
2023年2月時点で麻布台ヒルズのほとんどの建物が建設中の段階ではもちろん開業時期はリスケとなりました。
現在の麻布台ヒルズの工事の進捗状況をご紹介した上で、遅れの原因や開業時期を予測してみたいと思います。
目次
麻布台ヒルズの開業は2023年3月のはずだった…
港区虎ノ門・麻布台エリアに麻布台ヒルズが開業予定です。
麻布台ヒルズには日本一高いビルである「麻布台ヒルズJP森タワー」を筆頭に、270mと240mの「麻布台ヒルズレジデンス」もあります。
麻布台ヒルズのマンションの分譲価格は20億円から300億円!
日本一高層階にある住居でありながら日本一高額なマンションとして話題の施設です。
麻布台ヒルズは元々、2023年3月頃に開業の予定でした。
現在も麻布台ヒルズのほとんどの建物が工事中の段階です
実は、「麻布台ヒルズ」という名称が発表されたのも2022年12月頃。
それ以前は「虎ノ門・麻布台プロジェクト」という名称で呼ばれていました。
330mのビル名が「麻布台ヒルズJP森タワー」と発表されたのも2023年1月です。
当初の開業時期である3月には到底間に合うはずはありません。
森ビルからのアナウンスも遅い為に麻布台ヒルズの開業は2023年は無いのかな?と考えていました。
2023年1月になっても森ビルから開業時期の発表がなかったので2024年以降になるのかな?と思いきや、2月に森ビル公式ページから開業時期のアップデートがありました!
麻布台ヒルズは2023年秋開業!リスケの可能性も?
麻布台ヒルズの開業時期は2023年秋頃!
秋頃という微妙に幅を持たせているところが気になりますが、年内に麻布台ヒルズは開業ということらしいです。
秋頃なので9月もあれば11月、あるいは12月にオープンという可能性もありそうです。
少なくとも現在の工事状況を踏まえると、9月というのはほとんど難しいと思います。
開業時期が秋頃ということは竣工(工事が完了すること)は更に早い時期になります。
大規模施設の場合、竣工=開業ではありません。
開業するまでに様々な検査が必要でしょうし、開業前のオープニングセレモニーなどもあるはずです。
ちなみに、六本木ヒルズの開業直前には当時の首相(小泉純一郎氏)やロシア大統領(ボリス・エリツィン氏)の視察や挨拶、開業直後にはウラジミール・プーチン氏の訪問がありました。
(「緑豊かな街」の予定ですが3月半ば時点でこの状態)
麻布台ヒルズの開業時期は2024年にリスケになる可能性も高い可能性が気がします。
現時点で麻布台ヒルズに建設予定の建物のほとんどが完成していません。
麻布台ヒルズレジデンスや麻布台ヒルズガーデンプラザなどは外観すらまだ出来ていない状況です。
開業時期が発表された直後に警備員さんに話を聞いたところ、「7月に道路(上の写真)を開通させて秋頃には一部工事中のまま開業する」という話がありました。
ただ、森ビルにとって麻布台ヒルズは悲願のプロジェクトなので完璧な状態でお披露目したいはずです。
予定より多少遅れてもリスケを選ぶのではないかなと思っているので開業時期がずれ込むと考えている理由の一つです。
また、テナント企業のアナウンスが遅いのも気になります。
麻布台ヒルズにオフィスを移転すると発表した企業は数社…。
最初にオフィス移転を発表したのがドイツ証券ですが、移転は2024年です。
空室が目立つ状態での開業はイメージ的に良くないのもリスケする可能性が高いと考えている理由です。
空室は収益に影響を与えますが、イメージ的にもマイナスです。
2023年に開業した東京ミッドタウン八重洲は直前までテナント企業を集めることができずニュースになったほど。
満室は難しくても話題の企業が入った状態でオープンするというのが理想的なような…。
工事の遅れはゼネコン?原因は交通規制や新型コロナ…
当初発表されていた開業時期は2023年3月頃だったので麻布台ヒルズの工事は遅れていると言えます。
予定よりも開業が半年くらいリスケになりましたし、工事状況を見ても3月には到底間に合いそうにはありません。
工事を担当するゼネコンは、清水建設、大林組、三井住友建設の3社。
それぞれの街区が割り当てられていて、清水建設はA街区とB-2街区、大林組はC街区、三井住友建設はB-1街区です。
森ビルはディベロッパーなので担当は企画運営がメインです。
実際に、工事を行うのはこの3社や下請けになります。
プロジェクトは全体的に未完成であり、特に三井住友建設が担当するB-1街区は最も遅れている印象です。
詳細な工事状況は後述するものの、A街区やC街区の建物は何とか形は出来上がってきましたが、B-1街区の高さ270mの麻布台ヒルズレジデンスBはまだ骨組みの段階です。
麻布台ヒルズの工事が遅れている原因として考えられるのがこの3つ。
- トラック・重機が建設現場に入るのに一苦労
- ウクライナ戦争により建設資材の高騰
- 新型コロナで工事がストップ・人員確保に困難
麻布台ヒルズには工事車両が入れるルートは大きく3箇所あります。
敷地内にトラック・重機が簡単に入れず効率の悪さがあります。
A街区やB街区は車道が狭く歩行者が多いので常に交通規制があるので車両が入るのも一苦労です。
特に、ロシア大使館への抗議として街宣車が来た場合は警察官により麻布台ヒルズ周辺の道路のあちこちで規制線が敷かれる為に余計に工事に時間がかかっている気がします。
そして、最大の工事遅れの理由は、新型コロナの感染拡大の影響だと思います。
新型コロナが感染拡大した時は緊急事態宣言発令などで工事がストップ。
度重なる緊急事態発令で計画がだいぶ遅れたと思います。
おまけに、ウクライナ戦争も含めて予想以上に建設資材の高騰の影響も工事の遅れに繋がったはずです。
ちなみに、三井住友建設が2023年3月期通期予想を下方修正しました。
「現在施行中の大型建築工事で建設資材の価格高騰」というのが主な理由ですが、この大型建設工事というのは麻布台ヒルズでは?と勘ぐりたくなります。
最新の建設状況はビル工事中でかなり遅れあり
(引用:森ビル)
個人的な推測ですが、麻布台ヒルズの進捗状況は5割にも満たないと思います。
こちらのTwitterでは最新の麻布台ヒルズなどの写真を発信しているので良かったらご覧ください。
麻布台ヒルズは大きくA街区、B街区、C街区の3エリアに分かれているのですが、その全てのエリアで工事が終わっていません。
単に敷地内の整備とかの話ではなく、敷地内のビル自体がまだ完成していない状態です。
A街区:麻布台ヒルズ森JPタワーの工事状況
麻布ヒルズでメインエリアのA街区の最新の工事状況です。
麻布台ヒルズで最大の目玉である「麻布台ヒルズ森JPタワー」は2022年中にほぼ完成しました。
施設内では最も高層ビルだからなのか、最も早く工事が着工されていました。
2019年の段階で既にこの場所に複数の工事車両がありました。
(最近は深夜2時でも内装工事なのかライトアップしてます…)
最近では大晦日を除き、夜中になっても毎日内装中なのかライトがついています。
ここまでフロア数があると配線工事だけでも相当大変です。
おまけに、現時点では今だにテナント企業が決まっていない状態では内装工事のプランも立てにくいはずです。
B街区:麻布台ヒルズレジデンスの工事状況
(最新のB街区の工事状況)
麻布台ヒルズでも六本木一丁目駅側のB街区の最新の工事状況です。
B街区の主な建物としては270mと240mの麻布台ヒルズレジデンス。
270mと240mの麻布台ヒルズレジデンスはまだ外観すら出来ていません。
麻布台ヒルズ森JPタワーの左に見えるビルは240mの麻布台ヒルズレジデンスAです。
今も工事中ですが、外観の8割は完成した感じに見えます。
では、270mの麻布台ヒルズレジデンスBはどこにあるかと言うと、手前に見えるクレーンの場所です。
270mの麻布台ヒルズレジデンスBはまだ土台の段階です。
てっきり、240mの麻布台ヒルズレジデンスAは270mの麻布台ヒルズレジデンスBに隠れてしまっているだけでどちらもほぼ完成していると思っていました。
実際は、写真の通り270mのビルが建つとは想像できない状態です。
3街区の中で最も進捗状況が遅いのがB-1街区です。
C街区:麻布台ヒルズガーデンプラザの工事状況
(最新のC街区の工事状況)
麻布台ヒルズでも神谷町駅側のC街区の最新の工事状況です。
C街区の主な建物としては低層階のマンションやオフィスが集まる麻布台ヒルズガーデンプラザ。
麻布台ヒルズガーデンプラザはモダンなデザインなのが特徴です。
特徴的なデザインなので建設するのが一番難しそうな建物ですが、写真の通り他ではあまり見ない珍しい建物がほぼ完成しています。
麻布ヒルズガーデンプラザは似たようなデザインが複数建つ予定です。
他のビルはまだほとんどが骨組みの状況で進捗状況としては5割にも満たない感じです。
まとめ | 麻布台ヒルズの開業時期と遅れ
- 麻布台ヒルズは当初3月が秋頃にリスケ
- 大半の施設が未完。更なるリスケの可能性もありそう
- 開業遅れの原因は新型コロナや道路規制など
麻布台ヒルズの開業時期は、2023年秋頃の予定です。
当初は2023年3月頃だったので予定よりも遅れてしまったものの、年内にオープンを目指しているみたいです。
ただ、現状ではほとんどの建物が完成しておらず、外観すら完了していない建物も多いです。
工事の進捗状況次第では、更なるリスケにより開業時期が2024年以降になる可能性もあると考えています。
麻布台ヒルズは森ビルにとって30年の月日をかけた念願のプロジェクトなので完璧な状態でオープンさせたいはずです。
上記のTwitterでは麻布台ヒルズを中心に東京タワーなど港区メインの写真を投稿しているので良かったらご覧ください。
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