昨日の新型コロナウイルスの感染者数は全国最多。
この調子だと緊急事態宣言が再び発令されるような事態にもなりかねないのかなと思っています。
コロナの支援策の一つとして「家賃支援給付金」がずっと申請するのを躊躇してました。
というのも申請のためにイレギュラーな対応が必要で給付額も大きくないと考えていたから。
でも、色々と考えた末に今回申請をしました。
自分のような申請者と契約者・支払者との名義が異なるケースも少なくないはずなのでどんな書類を提出したのか振り返ってみたいと思います。
家賃支援給付金を12月18日に申請した
12月18日にやっと家賃支援給付金の申請をしました。
家賃支援給付金の申請期限が2021年1月15日までなのでギリギリでしたね。
https://yachin-shien.go.jp/index.html
この給付金が公表された時にはイレギュラーな対応をしなきゃいけない上に、おそらく却下されるのかな…と思ってずっと躊躇してました。
おまけに、支給される金額は最大200万円支給の「持続化給付金」と比べると僅か。
ここで言うイレギュラーな対応とは次のケース。
- 賃貸借契約の契約者及び支払者の名義が妻
- 契約した物件を自宅兼事務所として使用
当初はこのようなイレギュラーなケースに対応していなかったようですが、現在では様々なケースを想定しています。
最終的にはこれが決め手で審査もクリアできそうと思ったので申請しました。
ちなみに、家賃支援給付金の申請条件は、前年との比較で(1)1ヵ月の売上が50%以上減、(2)3ヵ月平均の売上が30%以上減、の2種類ありますが、自分がチョイスしたのは前者。
今年の売上は50%どころか70%以上も減少していました…。
賃貸借契約の名義が申請者と違う場合は追加書類が必要
家賃支援給付金の条件をクリアすれば残りは申請です。
一部は持続化給付金の申請で使った書類と被りますが、この間に決算を跨いだので確定申告書や法人事業概況説明書なども直近の決算時のものを使っています。
通常のケースなら法人が家賃支援給付金の申請に必要な提出書類は次の通りです。
- 自署の誓約書
- 確定申告書別表一
- 法人事業概況説明書
- 売上台帳など
- 賃貸借契約書の写し
- 賃料の支払いを実績する証明書類
- 給付金の振込先がわかる口座情報
これが通常のケースで提出しなければいけない書類ですが、イレギュラーなケースの場合には追加で提出する必要があります。
例えば、自分のように賃貸借契約書の名義が申請者と異なる場合には次の書類を追加で提出しました。
- 賃貸借契約等証明書
- 支払実績証明書
自分の場合は契約者及び支払者の名義は奥さんになっています。
というのも、奥さんが住宅手当を申請する時に名義人になっていることが条件らしく、それで奥さん名義でマンションを借りました。
だから、そういう事情があって申請者の名義と異なることを示す書類が「賃貸借契約等証明書」です。
この証明書には、賃借人の他にも賃貸人の自署またはサインが必要になります。
つまり、マンションのオーナーのサインが必須で書いてもらう必要があったんですが、幸い管理会社がスムーズに対応してくれたおかげですぐに賃貸人の自署を手に入れることが出来ました。
この賃貸人の自署は「支払実績証明書」でも必要になってきます。
同様に、支払者の名義も奥さんの口座から引き落としされているので、申請者の名義と異なる理由を示すのが「支払実績証明書」になります。
コールセンターによると、この支払実績証明書があれば家賃3ヵ月分の支払い履歴を示す銀行明細などは提出不要とのことでしたが、自分は念のために提出をしました。
追加書類が必要だったという以外はすぐに揃えられるものだったので提出書類が分かれば準備は思っていたよりも簡単でした。
そして、申請には書類に記載されている内容の多くを入力することになっています。
添付書類も多いのでチェックを含めて入力には1時間くらいは時間がかかったと思います。
今のマンションは自宅兼事務所として使っているので一部を経費として計上しています。
ただ、申請時にはそれを証明する書類は提出不要で代わりにその経費としている金額を記載するような形になっていました。
まとめ
やってしまえば申請にはそれほど時間がかからないんですが、決算と同じくこの手の申請ってやるまでが大変ですよね。
しかも、持続化給付金の時と比べると給付金額が少ないこともあり期限ぎりぎりまで来てしまいました。
せっかく面倒な手続きを経て申請をしたので給付金が無事に振り込まれればいいのですが…。
給付金の他にも、融資もあります。
確か今なら無金利で借りられることも可能みたいですが、現状では融資には全く関心がありません。
固定費がほとんどかからないビジネスなので大きなお金があっても使い道に困ってしまいますし、心情として借金している以上、色々と制約が付きやりたいようにやれなくなってしまうのが怖いなと…。
家賃支援給付金を申請してからわずか10日…まさかの超短期間で給付金を貰うことができました!
イレギュラーなケースでしたが、審査も一発でオッケーでした。