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4連休の京都は祇園も嵐山もどこも大混雑
この4連休は夫婦2人で2泊3日の京都旅行に出かけてきました。
ほぼ10年ぶりの京都は天気も良く、最高に楽しめた旅行でした。
京都旅行はもちろん、「GoToトラベルキャンペーン」を活用しました。
活用といってもいつも通りツアーに申し込んだだけです。
旅費は2人分の新幹線代と宿泊代込みで2.7万円ほど。
元々、新幹線代が半額になっていての「GoToトラベルキャンペーン」なので格安で行くことができました。
ちょっと涼しくなった季節にお得に旅行できることも相まってか、京都はどこもかしこも大混雑でした。
この写真は京都駅の新幹線中央口ですが、駅は大混雑でした。
人が多過ぎて空いているコインロッカーを探すまでに40分もかかったくらいです。
京都駅は玄関口ということもあり駅はもちろん、駅に併設されている伊勢丹も混雑していて飲食するには行列待ちをするのが当たり前な風景でした。
こちらは清水坂の様子です。
ご覧の通り、人混みで新型コロナウイルスで観光客が消えたというのが嘘のようです。
京都市内の外れにある伏見稲荷大社でも状況は同じ。
ここからバスで帰ろうとしたところ行列で乗れそうになく、おまけに次の便が1時間後という有様。
10月1日からGoToトラベルが東京発も対象に。特に3連休は大混雑が予想
実は、「GoToトラベル」が実施された当初は思ったよりも観光客が集まらなかったとか…。
京都に観光客が集まったのはここ1,2週間のことらしいです。
新型コロナウイルスの感染者数が全国的に減少傾向にあること、過ごしやすい季節になってきたこと、そして決め手になったのが10月1日から東京も「GoToトラベル」の対象になったことが発表されたことなのかなと。
現在は「GoToトラベル」で唯一東京都が対象外になっていますが、10月1日からはキャンペーンの対象になることが決まっています。
これで予想されるのが、今以上に観光地に人が殺到すること。
新幹線の座席はどの便もほぼ満席状態でした。
ホテルや旅館は新幹線ほどではありませんでしたが、コスパが良い宿泊先からどんどん埋まってくるはずです。
京都では祇園や清水寺、嵐山、伏見稲荷など人気の観光地を回りましたが、どこも人だかりの状態。
昼食や夕食時は30分、1時間並ぶのは当たり前といった感じです。
これに、東京発も追加されたらと思うと…4連休に行っておいてよかった…。
京都旅行をスムーズに観光するための工夫
この旅行は10年ぶりの京都でしたが、実はそれ以前は京都にしばらく住んでいたことがあります。
市内中心部に住んでいて当時はよく自転車で色々と散策しました。
自分が覚えている限りでは秋の時期に京都がこれほどまで混んでいるのは記憶がないです。
昨日ニュースでやっていましたが、人気の観光地は前年同月比では観光客が150%から200%近く増えているところがあったということで京都もその例外ではないはず。
しかも、11月を過ぎると京都は紅葉でいつも以上に綺麗になるので、今後も混雑が予想されます。
特に、11月の3連休は紅葉の見頃のタイミングです。
じゃあ、どうしたら混雑をできるだけ避けて京都旅行を楽しむか…考えてみました。
工夫1.土日祝日、特に連休は避けて平日に行く
これは京都に限らず、どこの観光地でも言えることですが、休日と平日とでは混雑度合いが全く違ってきます。
平日ならどこへ行くにも楽ですし、人気のお店でもそれほど待たずに入れるはずです。
感覚知では、1日観光しているなら休日と平日とでは1,2時間は早く移動ができます。
もちろん、ホテルや旅館では平日料金なので休日よりも安く泊まることができますし、場合によってはグレードアップした部屋に泊まれるかもしれません。
京都って観光地プレミアムというのか、食事代がいいお値段しますが、平日ならお店によってはランチとしていつもよりお得に食べることができます。
工夫2.マイカー&レンタカーの移動は避け、バスや電車を利用
京都は古い街並みということもあり都市整備が進んでいないのか、とにかく道路の道幅が狭いです。
歩行者道路も狭く、移動するのが大変です。
市内はいつも渋滞しています。
そんな中でマイカーやレンタカーでの移動は便利さよりも不便さの方が大きいと思います。
京都から滋賀や奈良など他県にも旅行するなら別ですが、京都市内を観光するならバスや電車など公共交通機関での移動がおすすめです。
人気の観光地は市内にコンパクトに集まっていてそういう場所ならバスで移動できます。
公共交通機関の移動ならフリーパスを使うと値段を気にせずに市内を行き来することができます。
いくつか種類がありますが、人気のフリーパスとしては、「市バス・京都バス一日乗車券カード」が600円、「地下鉄・バス一日券」が900円です。
今回の旅行では地下鉄に乗る機会は少ないかなと思って滞在中は600円の乗車券カードを利用していました。
工夫3.時間に余裕を持って行動する
京都は中心部であればJRと私鉄でそこそこ行き来できますが、ほとんどどこへでも行けるバス移動がメインになります。
東京の感覚であればバスも電車と同様に時間に正確で1,2分のズレがあるかないかですが、京都のバスはよく遅れます。
今回の旅行ではほとんどバスでの移動でしたが、5分、10分遅れるのはちょいちょいあり、中には30分遅れる時もありました。
事故があったわけでもなく単なる渋滞でこの遅延です。
今や、バスで移動する時はグーグルマップやナビタイムなどを使うと思うんですが、そこまで遅延するとほとんど役に立たなくなります…。
バスは次々に来るのですが乗車予定のバスがどれなのかが分からずにバス停で待ちぼうけしている人は多数です。
人気のお店を事前に予約している人もいると思いますが、遅延はよくあるので時間に余裕を持って行った方が良いです。
中にはびっちりスケジュールを組む人もいますが、京都旅行は予想以上に移動時間と待ち時間がかかることがあるので余裕を持っておくべきです。
工夫4.駅や空港などのコインロッカーにスーツケースを早めに預ける
京都を含めて旅行する時にはスーツケースを駅や空港などのコインロッカーに預けておく人がほとんどだと思います。
この旅行の最終日だけコインロッカーにスーツケースを預けたのですが、空いているコインロッカーを見つけるまでにまさかの40分以上も京都駅を歩き回ることになってしまいました…。
これは京都だけでなく、人気の観光地でも例外ではないはずです。
「GoToトラベル」で一気に観光客が押し寄せることでコインロッカーが不足するケースは今後も見られるはずです。
その為、コインロッカーはなるべく早めに確保しておくべきです。
最悪の場合、スーツケースを持ち歩きながらの観光になることもありますから…。
対策としては、なるべく早い時間帯にコインロッカーを探すか、それが難しいならホテルに預かってもらう方法があります。
ホテルや旅館はチェックアウトしても大半のところがスーツケースを無料で預かってくれるので高いコインロッカー代を支払う必要もないですし確実です。
最終日であればスーツケースを郵送してしまうのも手だと思います。
まとめ
京都ってこんなにも混んでたっけ?と思うくらいの激混みでした。
予定では郊外にある三千院や京都大学、奈良も行けるかも…とか考えてましたが、どれも行けずじまいでした。
訪れたのは、祇園や八坂神社、清水寺、嵐山、伏見稲荷大社、東本願寺ですが、これだけでも3日間動き回ってもうヘトヘト…。
直近で一番混雑が予想されるのが、11月21日から23日までの3連休。
既に旅行サイトを見てみると予約が埋まってきているので早めに予約を入れた方が良さそうです。
そして、混雑対策をしっかり取って京都旅行を楽しんでください!