麻布十番で生活してトータル4年。
ランボルギーニやフェラーリ、ベンツのマイバッハを見ても驚かなくなりました。
港区には当たり前のように高級車が走っています。
もはやベンツやBMWが他のエリアでのプリウス的な存在です。
学校前にはマセラッティやベントレーなどの外車でお出迎え風景が普通です。
家賃も当然ながら高級です。
最近はバブル気味で1Kでも億ションという状態。
特に、2023年に港区虎ノ門・麻布台エリアで開業する麻布台ヒルズのアマンレジデンス東京の分譲価格は300億円!!!
このままだと家賃が月100万円とかが当たり前になりそうで怖い…。
港区には麻布十番をはじめ、青山や赤坂、白金などの高級住宅街があります。
気になるのがそんな暮らしをしている人の仕事です。
ポイント
目次
港区は平均所得が全国1位。年収は1000万円以上!
東京都港区は、平均所得・年収が全国で一番高い地域です。
2021年の港区の平均所得は、1184万円にもなります。
ここ数年は平均所得が1000万円をずっと超えています。
東京都の平均年収上位10地区
- 港区:1184万円
- 千代田区:985万円
- 渋谷区:911万円
- 中央区:712万円
- 目黒区:638万円
- 文京区:624万円
- 世田谷区:572万円
- 新宿区:561万円
- 武蔵野区:542万円
- 品川区:517万円
日本の平均所得が443万円です。
決して東京都の平均所得が高いわけではなく、高級のタワーマンションが立ち並ぶ新宿区でも561万円、高級住宅街のイメージな田園調布がある大田区は444万円で全国と同レベルです。
どれだけ港区の平均年収が突出しているのか分かると思います。
平均年収が1000万円を超える日系企業として、三菱商事や三井物産、住友商事、三菱地所、三井不動産、野村證券、東京海上などがあります。
これら企業の本社は東京駅周辺にあり千代田区か中央区です。
港区に本社があるのは、テレ朝や日テレ、TBSなどのキー局、伊藤忠商事、電通、ソニーなどごく一部です。
ちなみに、三大メガバンクの三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行などは本社が全て千代田区にありますが、平均年収は1000万円も届きません。
住宅の選択肢が豊富な高収入の方がわざわざ高額な家賃で職場から遠い港区に住むとは考えにくいです。
それこそ、利便性と家賃相場を考えると中央区に住んでいる方が多いのかなと思います。
日系企業が少ないのなら、外資系企業はどうでしょうか。
外資系投資銀行やコンサルでは高級マンションは難しい
会社員として高収入と言えば、外資系企業のイメージが強いです。
特に、外資系投資銀行やコンサルティング、ヘッジファンド・PE、IT企業などの業種は高収入で有名です。
港区には数多くの外資系企業があります。
ゴールドマンサックスは平均年収が6000万円と噂されていた時もありますし、マッキンゼーやベインなどの戦略コンサルもディレクターやパートナーの役職なら年収が5000万円以上…。
だいぶ前の話ですが、2004年の長者番付でスーパーサラリーマンとして元外資系投資銀行出身のトレーダーが推定年収100億円を稼いだという話もあります。
でも、実は外資系企業は資産家と言えるほどお金持ちになれる人はごく一部。
年収が5000万円を貰っていても所得税と住民税だけで2750万円の税金がかかるので手取りは2000万円ちょっと。
ここから高額な家賃と生活費、教育費などを除けば貯金や投資に回せるお金は僅かです。
年収が1億円であっても同様だと思います。
年収やステータスが上がれば、お金も色々とかかってきます。
港区の高級マンションに住める仕事一覧
(手前が元麻布ヒルズ、レンガ色のの2棟が六本木ヒルズレジデンス、奥が六本木ヒルズ)
港区民、その中でも麻布地区に住んでいる人の職業の詳しい統計データが出ないので、自分が不動産会社から見聞きした情報と知人からの話、実体験、イメージからお話します。
超高級マンションに多く住む人の職業として考えられるのが以下の仕事です。
- 自営業(ベンチャー経営者、トレーダー、不動産投資家)
- 日本駐在の外国人会社員
- 独立している医師や弁護士、公認会計士
- 上場企業の社長や取締役、役員
- 芸能人・歌手・タレント・ユーチューバー
- 地権者住戸・土地オーナー
こんな感じです。
各業種について詳しくみていきたいと思います。
ベンチャー経営者やトレーダー、不動産投資家など自営業
最も可能性が高いのは、ベンチャー経営者や不動産投資家、トレーダーなどの自営業だと思います。
自営業は自分の裁量でビジネスをする働き方なので、業種は様々。
高収入の自営業としては、ベンチャー企業や非上場企業の経営者、トレーダー、不動産投資の他、アフィリエイターやアーティストなどもあります。
昔からある業種としては農家や漁師なども自営業です。
自営業は稼いだお金をどう使おうが自由です。
売上の大半を役員報酬として受け取ることができますし、規定を変えて家賃補助を増やすことも可能です。
自営業の形態を個人事業主ではなく法人化していると自由度はさらに大きいです。
役員報酬は売上に対して大きくも小さくもすることができますし、マンションを法人契約して家賃として経費に計上することも可能です。
他にも、法人名義で車を社用車として購入するなど節税方法は様々…。
もちろん、経費は事業用目的であることが大前提なので個人的な使用の場合は経費に計上はできません。
個人的な話になりますが、自分はケチケチした性格でお金をほとんど使わないので役員報酬を極端に下げています。
これにより税金や社会保険などの負担を低く抑えることができています。
しかも、株式投資の配当金で控除される所得税の一部を差額分として還付してもらえるメリットもあります。
自営業はアイディアと頑張り次第で利益を大きくすることができる上に、節税も可能です。
より多くの資産を残せる点で高級マンションに住んでいる方の多くが自らビジネスをやっているんじゃないかなと予想しています。
日本駐在の外資系企業の外国人会社員
港区の住民のうち外国人居住者は1割を占めています。
特に、大使館が多い麻布や六本木、赤坂の住民に限定すれば外国人の割合は15%を超えるんじゃないでしょうか。
必然的に超高級マンションに住んでいるのも外国人である場合も多いです。
日本駐在の外国人社員が高級マンションに住めるかと言うと、会社の経費で賄われているケースがあるからです。
新卒で働いていた外資系企業では駐在する外国人社員の経費をほぼ全て負担していました。
家賃はもちろん、車のリース代や子供の授業料まで会社負担でした。
家賃200万円以上に住む社員もいましたが、驚いたのはマネージャークラスでも家賃100万円弱の物件に住めてたことです。
もちろん、こんな手当は日本人社員にはありません。
港区には大使館や外資系企業も多く、それに合わせて外国人向けのサービスを提供しているお店や学校が多いので外国人にとって住みやすい街のようです。
実際、麻布には英語が通じる病院やクリニック、レストランが数多くあります。
インターナショナルスクールもあるので子供も学校に通うことができます。
推測ですが、外国人の資産家なども少なくないような気がします。
独立している医師や弁護士、公認会計士
年収ランキング等で常に上位にある職種が医師や弁護士です。
実は、高年収と言われる医師でも勤務医の平均年収は1200万円ちょっと、弁護士は1000万円弱。
職種としては高年収であるものの、さすがにこの年収では高額なマンションに住むことはできません。
ただ、病院や法律事務所で雇われの身ではなく、自ら経営している医師や弁護士の場合は年収が大きく上がってくるはずです。
自営業の場合と同じように自らの裁量で報酬を決めることができます。
たまにテレビで高級外車を乗り回している医師を見ますが、ほとんどの方が自身で経営する病院・クリニックです。
独占資格というよりビジネスの才覚があるかどうかです。
医師や弁護士でなくても社労士やFPでも稼いでいる人は少なくないはずです。
上場企業のCEO・社長、取締役・役員
一般財団法人労務行政研究所が行う「役員の報酬等に関する実態調査」では、社長の平均年収が4500万円ちょっと、取締役が2000万円弱となっています。
上述で年収5000万円でも大きな税負担で手取りは半分以下とご紹介しました。
ただし、住宅手当として家賃負担してくれる会社であれば高年収でなかったとしても高額なマンションに住むことは可能です。
住まいとは違う話になってしまいますが、麻布十番には夜になるとセンチュリーやベンツの高級版のマイバッハなどを多く見かけます。
麻布には料亭や会員制クラブなどのお店が多いので役員クラスの人が密かに集まる場所として重宝されていそうです。
そんな港区は会社役員の方々にも人気のエリアのようで元日産自動車のCEOだったカルロスゴーンさんは元麻布のマンション住まいでした。
他にも日本人で長者番付ランキングで上位にいる方の中にも港区に住んでいると噂されている人がちらほら…。
近年では日本企業でもストックオプションや株式報酬によるインセンティブなど年収1億円以上を貰っている上場企業の役員の方々も増えてきました。
同様に、福利厚生の一環として高額な家賃補助や交際費を会社が負担しているケースもあるはずです。
芸能人・歌手・タレント・ユーチューバー
港区には数多くの芸能人が住んでいると言われています。
実際、麻布十番で何度か有名俳優さんやモデルさん数名を見かけたことがあります。
テレビ朝日やフジテレビ、日本テレビなどキー局全てが港区にあるのでアクセスしやすいという理由で港区に住んでいる芸能人の方が多いんじゃないかなと予想しています。
もちろん、華やかな雰囲気が好きというのもあるかもしれません。
ユーチューバーのヒカキンさんも港区住まいです。
YouTube内で自宅マンションの動画を見ればどのタワマンに住んでいるか大体分かると思います。
おそらく他の有名なユーチューバーもきっと超高級マンションに住んでいるはずです。
地権者住戸・土地オーナー
港区には2000年以降、六本木ヒルズをはじめ、元麻布ヒルズや東京ミッドタウン、麻布台ヒルズ、愛宕グリーンヒルズなど大規模な都市開発が行われています。
その都市開発の対象となった土地に住んでいた人(地権者)には新しく完成したマンションが提供されるケースがあります。
これを地権者住戸と言います。
実は、この地権者住戸で住む人が港区周辺では結構多くいます。
高級マンションの一つである六本木ヒルズレジデンスは賃貸マンションが基本ですが、分譲で売られているのはこの地権者住戸の人たちが手放した物件です。
見返りとして地権者住戸だけでなく、莫大なお金を受け取っているケースもあります。
高級マンションに暮らすならどんな仕事が良いか?
(日本一高いアマンレジデンス東京)
港区で高級マンションに生活したいなら自営業が最も可能性が高い仕事だと思います。
自営業と言っても仕事は様々な種類がありますが、ゼロから目指すなら一番リスクが小さく可能性がありそうなのはウェブ系だと思います。
具体的には、アフィリエイトやユーチューバー、InstagramやTikTokなどのインフルエンサーなどです。
これらWeb系の仕事をするには設備投資がほとんど必要ない上に、失敗してもリスクが小さいです。
それこそ、スマホとパソコンがあれば十分に稼ぐことが可能です。
また、Web系は利益率が他の業種と比べると圧倒的に高いのも魅力です。
売上を上げる為に必要なコストがほとんど必要ないので売上から費用を引いた利益が多く残ることになります。
多種多様なビジネスの中でWebはローコスト・ハイリターンを狙えると思います。
数年前の話になりますが、アフィリエイトで月数百万円稼ぐことができた時もかかった費用は年間で10万円ほど。
売上のほとんどが利益という感じでした。
今、3000万円で資産運用できるのもこの時に貯蓄していたおかげです。
ただし、これは数年前のこと。
現在はアフィリエイトをゼロから始めるのは得策ではないと思います。
ここ数年、成功していたアフィリエイターの撤退が相次いでいます。
もし、今から売上数千万円を狙うならユーチューバーやインスタグラマーなどを目指すと思います。
ライバルは多いですが、ポテンシャルは大きくまだまだ参入余地は十分ある気がします。
光回線は引っ越し前に申し込みがおすすめ
キャッシュバック&コスパが良い、ソフトバンク光がおすすめ
引越しと同時に考える必要があるのが、光回線です。
電気やガスはすぐに対応してくれますが、光回線を利用するには回線工事が必須な為に引越し直後からインターネットを使うには引越し前から準備が必要です。
回線工事には数週間から数ヶ月も時間がかかる場合があります。
光回線でおすすめのプロバイダが私も利用中のソフトバンク光(Softbank光)です。
ソフトバンク光は月額料金が安く、キャッシュバックが充実しているのが魅力です。
一般のキャッシュバックの他に、回線工事費も実質無料ですし、他社の解約金も最大42,000円までソフトバンクが負担してくれます。
各プロバイダにはソフトバンクやドコモ、auなどのスマホ割があります。
ただ、このスマホ割は有料オプション加入など何かしらの条件があるのでスマホ割はおまけ程度に考えておいた方が良いです。
実際、スマホはUQモバイルを使っているのでスマホ割を受けていませんが、ソフトバンク光を使っています。