新型コロナウイルスの感染拡大で自宅に閉じこもる日が増えていますが、気分転換にお盆にある場所へ奥さんと出かけてきました!
ある場所というのが、「富士山」。
富士山を登ったわけではなく、富士山を中心に山梨や静岡をぐるっと周ったんですが景色が綺麗な場所が多く癒されました。
日々の疲れを癒したい!そんな方には富士山1周がおすすめですよ!
目次
奥さんとレンタカーで富士山1周日帰り旅行
今年の夏はホントなら京都や沖縄に旅行に行きたいと思っていました。
「Go To キャンペーン」で旅費代の補助が出ますし、今年は海外からの観光者が減ってゆっくり観光することができるかなと思ったんですよね。
ただ、新型コロナウイルスの感染者数は増える一方。
結果的には8月の感染者数はこれまで以上に増加していて感染リスクを考えると流石に怖くて諦めることに。
それでも、夏の思い出として1日くらいは旅行したいと妻と話し合いをした結果、お盆に富士山1周をすることになりました。
なぜ、富士山1周かというと自分が5、6年前にロードバイクで富士山を1周した時に景色の良い場所が多くてまた行ってみたいと思った場所だったからです。
これを決めたのが旅行予定日の2日前。
天気予報をチェックしながら富士山が綺麗に見えそうな日に行くことになりました。
ということで富士山1周の日帰り旅行のざっくりとした流れは次の通り。
- 横浜出発
- 山中湖
- 河口湖・ランチ
- 鳴沢氷結
- 本栖湖
- 白糸の滝
- 横浜到着
かなり慌ただしい日帰り旅行になり、立ち寄れなかった場所も多く色々反省点も…。
これから旅行予定がある方はぜひ、参考にしてみてください。
旅行前にトヨタレンタカーリースの予約
富士山を1周するなら基本的に自動車しか選択肢がないと思います。
富士山や富士急ハイランドなど特定の場所であれば電車やバスを使って行くことはできますが、富士山周辺を回るには公共交通機関だけでは難しいです。
ということで、自分たちは自宅周辺で借りられるレンタカーを探すことに。
今は電話せずにネットでプランや空き状況を確認できるんですね。
いくつかのレンタカー会社を探した結果、決めたのが「トヨタレンタカーリース」。
プランは数種類くらいあり、その中でも最安の「エコノミー」というプランにしました。
当日まで車種はおまかせで料金は5,500円。
期間限定なのか「特割GO!」という30%割引のキャンペーンをやっていてそれを使えばさらにグレードの高いモデルがもっと安い料金で借りることができたんですがギリギリの予約だからなのかどれも満車。
当日の朝8時から20時までの最大12時間でレンタカー代が5,500円なのは思ったよりも安かったです。
行き当たりばったりの富士山1周レビュー
奥さんの運転で8時過ぎに横浜を出発
旅行当日は7時に起床。
8時にトヨタレンタカーリースの店舗へ。
おまかせプランでこの日の車が「Passo(パッソ)」。
支払いは返却した時でスタッフの人と傷のチェックをして車に乗車。
まさかの運転手は奥さん、助席は自分。
一応、自分も免許は持っていますが教習所を卒業して以来、一度も運転したことがない完全なペーパードライバー。
絶対に運転なんて出来ないので運転は奥さんにお願いしました。
そして、8時過ぎに横浜を出発。
とりあえず、御殿場を目指すことに。この時点でもこの日どこを訪れるか、どういうルートで行くか、決まってません。
最後まで行き当たりばったりでしたがこれも面白かったです。
運転してもらって言うのもなんですが、普段車の運転をしていない人の助席って怖いですね…。
この日は久しぶりの早起きだったのでチャンスさえあれば寝られるかなと思ってたんですが終始起きて安全確認をしていました。
途中、サービスエリアの「EXPASA足柄」にトイレ休憩をしながら最初の目的地である「山中湖」に到着。
横浜から山中湖までおよそ2時間ちょっとでした。
山中湖:サイクリングロードが楽しそう
ちょっと曇り空でしたが、標高があるせいか涼しくて気持ちよかったです。
山中湖周辺はサイクリングロードみたいになっていて涼しい風に吹かれながら湖を見つつ散歩できたらサイコーでしょうね。
この後にもいくつかの湖を訪れましたが、1つの湖をじっくり楽しむのもアリだなと思います。
次に目指すのは、「河口湖」。
河口湖:湖畔のカフェでランチ
山中湖と河口湖の広さはぱっと見ほとんど同じでどちらものんびりした雰囲気です。
両方ともバス釣りには人気のエリアなこともあり釣竿持っている人を多く見かけました。
ただ、河口湖の方が富士急ハイランドに近いこともあって若干お店が多い気がします。
この日ランチをしたのが河口湖の湖畔にある「Happy Days Cafe」というお店。
テラス席があるということが決め手で行くことにしました。
お店のテラス席は湖の目の前の好立地にあり、湖を見ながら食事をすることができます。
お客さんで賑わっていましたが隣席との距離がしっかりと保たれていたこともあり心配せずに食事をすることができました。
自分はオムハヤシライス、奥さんはビーフシチューを注文。
どちらもおいしかったです。
やっぱり景色が良いところで食べるご飯は格別。
この後は、「鳴沢氷結」を目指すことに。
鳴沢氷結:長い行列で諦めることに
食事をしながら次なる目的地を探していたら涼しそうな場所を発見。
ちょうどルート上にあるので鳴沢氷結を寄ってみることにしました。
富士山1周は国道139号線で行くのが一般的です。
ほとんどの観光名所がこの道沿いにあるので利便性は高いんですが、その分所々で渋滞しています。
その中でも特に渋滞が酷かったのが、鳴沢氷結の手前。
駐車スペースが少なく狭いこともありそれが渋滞を作っている原因みたいです。
自分たちも長い時間をかけて渋滞に耐え、運良く空いたスペースに駐車することができました。
そこから数十メートル先にあるチケット売り場に行くと長い行列が…。
軽く100人、もしかしたら200人以上並んでいたかもしれません。
この時はレンタカーの返却に追われていてサラッと見学する予定でしたがこの行列では無理と判断。
残念ながら涼をを取ることを諦めることにしました。
たぶんきっと、夏だからこそ氷結が人気だと思うので鳴沢氷結に寄るつもりの方は時間に余裕を持っていくべきです。
この次はルート上にある「本栖湖」に寄ってみることにしました。
本栖湖:自然が多く景色が最高だった
本栖湖の前にある「精進湖」の前を通った時に綺麗だと思ったのでインスタ映えしそうな本栖湖に寄ってみることにしました。
本栖湖は富士山が湖面に映る「逆さ富士」を見ることができる場所として有名です。
ここに来るまでに富士山1周をしているにもかかわらず、一度も富士山を見ることができていませんでした。
本栖湖なら!と期待を込めて本栖湖を1周してみることに。
これまでに見た山中湖や河口湖とは違って、本栖湖は自然が多く、周りを山々で囲まれていて幻想的な雰囲気があります。
緑に生い茂った山々がダイヤモンドヘッドに見えて本栖湖はなんだかハワイにいる気分。
次行く時は本栖湖散策に時間を割きたいですね。
ただ、一つだけ大変なのが狭い道路。
本栖湖沿いの道路は木々に囲まれて険しい上に、道幅が狭く、至る所で路駐している車のせいで運転は大変です。
そして、この日の最後に目指したのが、「白糸の滝」。
白糸の滝:一眼レフカメラのテクニックで流れる滝を撮影
そもそも、富士山1周をしたかったのは自然に囲まれて癒されたいと共に、綺麗な風景を写真に収めたいと思ったから。
本来なら富士山を湖越しに撮影する予定でしたが、結局一度も富士山を拝むことができませんでした。
そこでドライブ中に急遽予定を変更して最後の行き先に追加したのが白糸の滝。
白糸の滝も実は人気の観光スポットですが、鳴沢氷結と違って渋滞もなくスムーズに行くことができました。
白糸の滝に到着したのが17時くらいだったことも混雑しなかった理由かもしれません。
ここは滝のほかに、飲食店や休憩所、昔ながらのお土産屋があります。
ホントならテラス席でゆっくりお茶…をしたいところですが、レンタカーを20時までに返却しないといけなかったので早歩きで白糸の滝へ。
白糸の滝の途中には「音止の滝」もあります。
勢いよく吹き出る滝を目の前で見ることができます。
これがお目当ての「白糸の滝」です。
滝が流れるのを真正面から見ることができ、周辺は歩きやすいように整備されています。
滝の撮影でやってみたかったのが一眼レフカメラのシャッタースピードを遅くするテクニック。
ソニーのα7Ⅲを買って半年ちょっと経つのに買った直後にコロナの影響で外出できずにまだ使い慣れていません。
スローシャッターで撮影してみると、流れる滝が一つの線のように写ります。
足下が石で落ち着かずゆっくり撮影できなかったのは残念でしたがイメージした感じで撮ることができました。
流れる滝は一つだけでなく、大小様々な滝が周辺から流れ出ています。
そのおかげで周囲の気温は低くたくさんのマイナスイオンが放出されている感じです。
最後の最後で夏の自然を撮影することができ大満足です。
横浜に向けて出発:渋滞で返却時間に間に合わずに延長する羽目に
白糸の滝を出発したのが17時半。
そして、トヨタレンタカーリースに車を返却するのが20時まで。
それを超えた場合には延長料金がかかってしまうのでギリギリですが急いで横浜に向けて出発。
カーナビの到着予想時間は当初は20時ジャストでなんとか間に合うのかなと思ったんですが、結局3回の渋滞で予定の時間よりも1時間以上遅れそうなのでトヨタレンタカーに連絡して延長してもらうことに。
既に20時を過ぎても夜ご飯を食べていなかったのでサービスエリアの「EXPASA海老名」に立ち寄ることに。
どこも激混みで感染リスクが高そうな気がしたので仕方なくパン屋でメロンパンとサンドイッチを買って車の中で食べることにしました。
翌朝の営業時間8時までに届ければ延長料金は1,500円ちょっと。
最終的にはレンタカー代と保険料、延長料金でトータル7,270円。
延長しても思ったより安かったので次は最初から1.5日くらい借りて余裕を持って旅行したいです。
ちなみに、横浜に到着したのが22時。
翌朝まで車を路駐させるわけにはいかないので自宅近くの立体駐車場で駐車させることにしました。
これが意外に高く、2,500円ちょっとしたと思います。
まとめ
ちょっと短い日帰り旅行でしたが、良い夏の思い出になりました。
今回のように涼みに夏に行くのもありですが、春や秋などの季節に行くのも良さそうですね。
もし、次富士山1周をするとしたらもっと時間に余裕を持って1泊か2泊したいと思います。
流石に日帰りだと単に富士山周辺を周るだけで終わってしまいます。
今回紹介した観光スポットのほかにも良さげな場所は多いので富士山1周で欲張るよりもどこか特定の場所で1日楽しむというやり方もありかなと思います。