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発達障害(ADHD・ASD)

発達障害がメンタルクリニックを転院。病院選びのポイントや注意点、転院先での診断をご紹介

2020年8月にメンタルクリニックを受診したところ、ADHDや双極性障害と診断されました。

横浜から東京へ引っ越した後も月1回通っていたのですが、最近病院を変更しました。

発達障害である自分が長い時間かけてじっくりと転院先を選んだ結果、向いてそうな病院を見つけることができました
医師との話す時間が長く継続的に通うメンタルクリニックは慎重に選んでいきたいところです。

そこで自分に合ったメンタルクリニックの選び方や注意点などをご紹介していきたいと思います。

転院先のメンタルクリニックの選び方

2022年8月に別のメンタルクリニックに転院しましたが、理由は以前のクリニックが自宅から遠かったからです。
今までのクリニックは横浜に住んでいた当時は自宅から近かったですが、東京に引っ越してからは電車で1時間以上もかけて通うのが結構大変でした。

新しいメンタルクリニックを探す上で考慮に入れていたポイントが次です。

  • アクセス
  • Googleのクチコミ
  • ホームページ上の担当医の雰囲気
  • コンサータを扱える医師

自分が住んでいる麻布十番には幸いにも数多くのメンタルクリニックがあります。
港区全域を候補に入れていたので候補が多すぎて決めるのに時間がかかってしまいました。

まず、絶対に行かない病院かどうかの基準で病院・クリニックの数を絞りました
この基準で使ったのが、Googleのクチコミです
病院名をググると、トップに病院の住所や連絡先と共に口コミも表示されているので3.5以下の病院は行かないと判断。
Googleのクチコミで3.5以上のクリニックをお気に入りにピックアップしました。

次に、担当医や病院の雰囲気が自分に向いてなさそうだな…と思う病院を省いていきました
自分に向いてそうかどうかはホント直感です。
口コミが良くてもちょっと強面の先生は苦手な雰囲気として省いた病院もあります。

逆に、ネガティブな要素だけでなくプラス面でお気に入りにしようという病院もあると思います。
基本的に男性の先生が多いですが、中には女性の先生もおり、女性医師の方が話しやすそうと思えば候補に入れて良いと思います。

雰囲気で候補を絞った後は、「コンサータ」を扱える医師がいるかどうか確認しました
大人ADHDで処方される薬として、「コンサータ(メチルフェニデート)」と「ストラテラ(アトモキセチン)」、「インチュニブ(グアンファシン)」がメジャーです。
このうち、「コンサータ」に関しては流通管理が徹底されている為に、この薬を処方できない医師も結構います。
また、病院の方針として新規でコンサータを処方しないというケースもありました。

ホームページでコンサータについて記載がある病院もありましたが、一応お気に入りに入れた病院全てに電話でコンサータの処方について確認しました。
すると、ほとんどの病院でコンサータを扱えないことが判明。
残った病院は2つほどのメンタルクリニックだけ。

最終的には雰囲気で転院先のメンタルクリニックを決めました

転院する上で診断書は必須ではないケースが多い

新しい病院探しと並行して、横浜のメンタルクリニックの最後の受診時に診断書を依頼しました。

実は、転院に際して診断書の提出が必須としていない病院がほとんどです
コンサータの扱いで電話した時に紹介状の有無についても念のために確認したのですが、電話した病院で紹介状が必須というところは一つもありませんでした。
あくまで転院であり、自立支援医療や精神障害者保健福祉手帳などを交付するわけではないからかもしれません。

とは言え、診断書を用意しておくと新しい病院での診察や処方をスムーズに進めることができるので個人的には準備した方が良いと思います

というのも、精神面は担当医師の主観で大きく左右されるものだと思いますし、診察時の会話などの話が意外に大事だったりすると思ったからです。
ケガなどと違い、発達障害や鬱などで客観的なデータはWAISくらいなので限られた診察時間で少しでも理解してもらう為に診断書を提出してよかったと思います。

ちなみに、診断書の作成費用はかかりませんでした。
どうやら自立支援医療で作成した診断書をコピーしたものだったので追加の作業が必要なかったからかもしれません。
ただ、病院によっては追加料金がかかるところもあると思うので事前に確認した方が良いです。

転院先ではADHDよりASDの傾向が強いと診断

新しいメンタルクリニックを受診したのはこのページを作成している1週間くらい前。
まだ1回しか診察していませんが、新しい担当医の診断は「ADHD」より「ASD」の方が傾向は強いとのことでした

以前の診断は「ADHD」と「双極性障害」で「ASD(自閉症スペクトラム)」に関してはグレーとの話でした。
ただ、個人的には症状的にASDであると確信していたので新しい担当医の診断にホッとしたところがあります。

診断名も変わったことで処方薬も大きく変わりました。
ADHD用の薬と睡眠薬というのは同じですが、睡眠薬はハルシオンとフルニトラゼパムの2種類のみになりました。
以前は睡眠薬だけでも4種類くらい処方されていたのでどの薬が効いているのか実感できなかったのでシンプルになって良かったと思っています。

ADHDの薬は同じストラテラが処方されましたが、コンサータを処方してもらえるか近いうちに相談してみるつもりです
ストラテラもコンサータもADHD用として処方される薬であり、どちらも精神刺激薬とされています。
ただ、コンサータの方が効果は強いと言われており、厳しく流通管理されている薬です。
薬剤師によると、コンサータの成分は覚醒剤と同じなので扱いが特殊らしいです

自営でのんびり仕事をしている今の環境ではコンサータは不要だと思っています。
ただ、会社員時代はいくら寝ても仕事中は眠くてたまらず話が頭に入ってこなかった上に、集中力散漫でミスしてばかりでした。
自分は仕事ができない人間だと思っていますが、もしコンサータで能力が大きく向上すれば会社員として働く選択肢も出てきます
転職活動する前に一度コンサータを試してみたいと思っています。

まとめ

メンタルクリニックは他の科より医師と話をする時間が長く、継続的に通うことが多いです。
その為、自分に合わない医師だと病院が良いが苦痛になってしまい、これが更なる病状悪化に繋がるケースも少なくありません。
だからこそ、メンタルクリニックは慎重に選んでいきたいところです。

でも、自分に合わないと思えば無理して通う必要はなく別の病院を探しても良いと思っています
継続的にメンタルクリニック通いしている方は自立支援医療で1割負担の人も多いと思いますが、指定病院は役所の窓口で簡単に変更することができます。
今回転院した際に自立支援医療の変更手続きをしましたが、驚くほど簡単でした。

新しい病院にはまだ1回しか通っていないので自分に合う医師かどうかは分かりませんが、来月も行くつもりです。
話を聞いてくれない医師も多いですが、初診ということもあり25分時間をかけて問診してもらいました。

最後に、Googleの口コミは話半分で信用しすぎもいけない気がします。
メンタルクリニックという性格上、病んでいる方も多少いるので強い表現で書かれている口コミも多く、患者さんによって評価が大きくブレる傾向にあります。
口コミのスコアが低すぎるのはちょっと心配ですが、高いから良い病院というわけでもないので口コミは参考程度に思っておくと良いです。

ちなみに、2年間通っていた横浜のメンタルクリニックの口コミスコアは2.5以下とかなり低いです…。
全然話を聞いてくれないというコメントが多く、確かに自分もそう思っていたのですが、逆に合理的かなとプラスに思える部分もあり、良くも悪くもない感じというのが感想です。
転院先の病院はスコアが4.0以上なのでちょっとだけ期待しています。

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