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発達障害(ADHD・ASD)

大人ADHDで精神障害者保健福祉手帳を取得?デメリットはプライドを失うだけ…

多動性や衝動性、不注意などの症状を持つ発達障害の「ADHD」。

自分がADHDと診断が下りてしばらく経ちますが、これまでの30年ちょっとの人生を振り返ってみるとADHDの影響だったのかな…と思えることが多いです。
そして、周りには病気の事を理解されずに悩んだりイライラしたり大変な思いをしました。

現在、メンタルクリニックには月に1回程度の頻度で通院しているのですが、ついこないだの診察で担当医から話があったのが精神障害者福祉手帳。
手帳を取得するとどんなメリットがあるのか?申請するかどうか…をご紹介していきたいと思います。

初診から半年後の診察で精神障害手帳の話があった

自分が「ADHD」と診断を受けたのが9月頃。
初めて今通っているメンタルクリニックを受診したのが8月だったので診断が下りるまでに1ヵ月の時間がかかりました。

それからは月に1回くらいのペースで通院しています。
治療は診察と処方された薬の服用です。
(どんな薬を服用しているかは別の記事でご紹介する予定です)

そして、初診から半年経った1月の診察。
担当医から話があったのが「精神障害者保健福祉手帳」についてでした

この精神障害者保健福祉手帳(精神障害者手帳)については、以前に自立支援医療を申請していた時に精神障害で悩む人向けの支援策の一つとして知ってはいました。
ただ、この手帳を取得するには病状が重いことが条件なのかなと思っていたので自分にはあまり関係のない制度という認識でした。

だから、担当医から精神障害者手帳を申請する選択肢もあるけどどうする?と話を聞いた時はビックリでしたし、障害を持っているのかーとショックでもありましたね。
先生によれば、精神障害者手帳を取得してもメリットばかりで唯一のデメリットはプライドくらい…とのことで次回の診察まで持ち越し。

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デメリットはほぼない、精神障害者保健福祉手帳

精神障害者保健福祉手帳は、ADHDなどの発達障害をはじめ、統合失調症やうつ病、精神疾患…などを対象とし、症状に応じて1級から3級までの3段階あります。

形式的には役所の審査で手帳が交付されますが、その審査には医師の診断書が占める割合は大きいとか。
どこまでホントか分かりませんが、3級の診断書なら云々…と話していたので、もし貰えるとしたら等級は3級ということになるのかなと思います。
ちなみに、この診断書は若干特殊なものなので通常の診断書よりも手数料が高く、1万円近くかかります。

そこまで苦労して精神障害者手帳を取得する理由は、経済的なメリットが大きいからです
次のようなサービスの恩恵を受けられます。

  • NHK受信料の割引
  • 所得税・住民税の控除
  • 相続税の控除
  • 生活福祉資金の貸付
  • 電車やバスなどの運賃割引
  • 携帯電話料金や上下水道料金の割引
  • 公共施設の入場料の割引

この中で自分がありがたいと思うのが、所得税・住民税の控除
それぞれ25万円程度、合計で50万円ちょいの控除を受けることができます。
どちらも所得があれば絶対に負担しなきゃいけない税金なのでこれが減るのはありがたいですね。

また、住む場所によっては公共交通機関の運賃割引もメリットになるかなと思います。
サービス内容は自治体によって様々ですが、東京都の場合は都営の地下鉄やバスの運賃が無料になります
都心の移動なら都営だけでも十分なので都内住まいには大きな恩恵かもしれません。

ここまでの経済的メリットの他にも、障害者採用で就職できるなどの面もあります
人によってはこちらの方がメリットが大きいと感じる方もいるかもしれません。
現時点で、45.5人以上いる会社は1人以上の障害者を雇用しなければならないという法律があり、これに違反すると納付金を国に支払う罰則のようなものがあります。
その為、一定数以上の従業員がいる会社は障害車採用に積極的らしいです。

正直、会社員として働く気は全くない自分にとってはこの制度を利用することはないですが、選択肢が増えるというのは良さそうですね。

診断書の取得が多少大変であってもこのようなメリットを考えると担当医が話していたようにデメリットは少なそうです。

まとめ

精神障害者手帳について突然言われたこともあり、その場で診断書の作成を依頼しませんでした。

でも、所得税・住民税の控除のメリットから精神障害者手帳を取得するために次の診察で診断書をお願いしようかなと思っています
コロナ禍で本業の売上が大きく下がり赤字気味な今、少しでも負担を減らすことができたらありがたいです。

そう言えば、改めて思ったのは担当医の先生は対応が早い方だなと。
ADHDの診断も初診から1ヵ月後に出ましたし、自立支援医療の申請はその日でした。
そして、初診から半年が経った1月の診察で手帳の話があり、スムーズです。

追記)
精神障害者手帳を紹介されてから1ヵ月後にメンタルクリニックに行ってきました。
話をしていた通り、精神障害者福祉手帳の申請の為に診断書を作成してもらうことに。
診断書は、ADHDをメインに、鬱と不安障害を理由に作成するとのことでした。

もし、鬱を対象とした場合は(鬱は治る病気なので)すぐに期限が切れてしまうのかなと思っていましたが、ADHDが対象ということで手帳を交付されても医師の診断を受けている限りは更新し続けられそうです。

前回の診察では等級は3級くらいになりそうと話をしていましたが、今回の診察ではその話はなかったですし、鬱と不安障害が追加される形になったのでもしかしたら等級はさらに上になる可能性もあるのかなと思っています。

ちなみに、この日は不安障害、いわゆるフラッシュバックについての話もありました。
結構、フラッシュバックについては悩みが深く、漢方から治療を始めていくことに。
なぜ漢方?という感じですが、メンタルクリニック界隈では桂枝加芍薬湯と四物湯の漢方が効果があると有名らしいです。

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