ロシアによるウクライナ攻撃が始まってから既に2ヵ月が経過。
当初はこの段階で戦争行為は終わっていると思っていましたが、アメリカが次々に追加資金を投入しているところを察すると依然として戦争は止まらないのかなと感じてしまいます。。
この影響と関係しているのか、アメリカではインフレが今年になってからインフレが加速しており、急激な利上げを実施しています。
その影響でドル高円安が加速しており、現時点で1ドル130円にもなっています。
この円安によって輸出企業を中心に株価にプラスとなってくれればいいのですが中々…。。
4月はどのくらい稼ぐことが出来たのか?スイングトレードとバリュー投資の結果や運用方針などをご紹介していきたいと思います。
ポイント
目次
バリュー投資とスイングトレードの投資結果
【バリュー】GW・連休で旅行需要復帰期待もJRは低迷のまま
バリュー投資の4月の投資結果は、評価損益が-249,600円。
現時点のバリュー投資のポートフォリオは次の企業です。
- 東日本鉄道(JR東日本)
- 西日本鉄道(JR西日本)
- 住友化学
- 旭化成
- 良品計画(NISA枠)
- 日本郵船(NISA枠)
半年以上、ポートフォリオは変化なしです。
ウクライナで攻撃が始まった当初は株価が大きく下がりましたが、3月半から株価は上昇。
3月は評価損益がプラスで終えることが出来ましたが、4月はアメリカの利上げの影響で株価が大きく下落。
最終的に4月の評価損益は40万円以上下落しマイ転してしまいました。
バリュー投資の中で大きなウェイトのJR東日本と西日本はGWやその後のGoToトラベル需要で株価が上昇してくれるのではないかなと期待していたんですがパッとせず‥。
今上がらないでいつ上がるんだよ!って感じなんですけどね。
住友化学と旭化成に関してはかなり底で買っているのでマイ転する心配はゼロですが、ここ半年以上の株安の影響でピーク時よりも含み益は大きく下がっている状況です。
ピーク時並みの株価にならない限りは売らないつもりなので半年、1年は変化がないと思います。
去年9月に購入した日本郵船は期末配当金の権利は確定したことですし、そこそこの含み益になってくれれば早めに利確していきたいと思っています。
新型コロナになってからおそらく一番株価が上昇した海運業ですが、人気がこのまま続くとは思えないのと、乱高下が毎日激しいので処分する方向です。
一番の問題は良品計画です。
去年まではプラスでしたが、今年になってからマイ転してしまい、含み損が拡大中です。
詳しくはスイングトレードの方でお話ししますが、やばいです…。
【スイングトレード】良品計画は含み損が拡大し塩漬け状態に…
スイングトレードの4月末時点の投資結果は、売却損益が0、評価損益が-1,350,995円。
4月末時点で保有している銘柄は次の通りです。
投資額が大きい順に並べると、
以上、14銘柄です。
4月はまさかの利確ゼロです。
スイングトレードを本格的に始めて1年になりますが、利確がゼロだった月は今回が初めてです。
利確はゼロでしたが、市況悪化により持株のほとんどが大きく下落。
その為、4月は結構ナンピン買いをしました。
良品計画とHIS、ZOZO、ZHDを買い増ししました。
良品計画やZOZOはホント嫌々で買った感じです。。
先月は、住友化学と神戸製鋼所、フジクラの3社を4月中に利確をゴールにしていましたが、プラスになるどころか含み損が増えていく一方で売却できず…。
ただ、4月末にやっと希望が持てました。
というのも、フジクラは4月半ばの時点では20%以上の含み損でしたが、復配を発表し1日で15%も株価が上昇しました。
これで一気に含み損が縮小しプラ転まであともう一歩まできました。
5月中にプラ転は問題ないはずです。
住友化学と神戸製鋼所も増配や自社株買いなど何らかのサプライズを期待したいところです。
最近の決算発表翌日の株価はサプライズがない限りは業績が好調な決算でも株価が急落する傾向が強い気がします。
ホントなら決算発表までに手放したいところですが、連休で実質数営業日しかなく決算を跨ぐことになりそうです…。
4月末現在で含み益があるのは日本航空とSUMCO、オリンパスの3社です。
日本航空はGW以降の旅行需要で株価が大きく上がると読んでいたんですが、市況悪化が足を引っ張っているのか中々上がってくれません。
また、SUMCOもアメリカの利上げの影響で厳しいですね、
オリンパスは月末最終日に拾った株で含み益が1万円くらいになったら利確したいです。
問題の株ばかりですが、一番厄介なのが良品計画です。
バリュー・スイング合わせて20銘柄くらい保有していると思いますが、ダントツで問題児ですw
損益率は-33%です。
株価チャートを見ると、半年以上ずっと下がりっぱなしの状態です。
9月から現在まで株価は50%以上も下落しています。
バリューとスイング合わせて150万円以上投資をしているので資金的に下がれば簡単にナンピン買いというわけにもいかないので4月に久しぶりに買いましたが100株程度では平均取得価額はほとんど下がらずです…。
直近の業績予想も下方修正されており今後も更に下落する可能性もあります。
実は、ZOZOも100万円以上持っているのですが、ここも損益率が-15%以上で株価は低いです。
どちらも株安なのは円安による輸入コスト増が影響しているのかなと思ったりもしています。
ただし、良品計画は損切りせずにプラ転するまでホールドするつもりです。
バリューはNISA枠で投資額が小さいこともあり完全放置です。
スイングトレードの方は既に150万円以上投資をしているので200万円を限度に2、3回ナンピン買いをして少しでも平均取得価額を下げていくつもりです。
去年良品計画が発表した中期経営計画には2030年に売上高が3兆円とありますが、その通りに進んでくれれば問題ないんですけどね…。。
5月の投資目標と運用方針
日本でも最近、様々な商品の値上げが相次いでいますが、アメリカではその比ではないらしいです。
FRBのメンバーで構成されているFOMCは2023年半ばまでに金融引き締め策として利上げをすると発表しています。
既にニュースになっているので株価に織り込み済みとなってくれればいいのですが、金利はマーケットにとって大きな要因だからなのか、利上げの度に株価が下落していくのは辛いところです。
こんな状態なので5月も厳しい月になりそうな予感です。
5月の目標は先月と同様に、住友化学、神戸製鋼所、フジクラの3社をプラスで利確することです。
売却できれば資金が一気に650万円以上も生まれるので持株のナンピン買いも行えますし、新規買いもできます。
この他、株価次第では日本航空やSUMCO、HISも利確することができるかもしれません。
これらの株を売却できれば余剰資金は相当余裕が生まれます。
売却を目指していく一方で、良品計画やZOZOのように株価が急落すれば泣く泣くナンピン買いをしていく予定です。
まとめ
スイングトレードで生計を立てようと本格参入してからもうすぐ1年が経とうとしています。
スイングトレードをやり始めた当初は月40万円くらい稼ぐことができた時もあり順調だったんですが、去年の10月以降は全くダメですね。
9月末に岸田新政権が発足してから日経平均株価は下火でそれまでよりも稼ぎにくい市況であるのは間違い無いと思うのですが、含み損が増えても損切りせずに塩漬けする方針も利益が減っている原因なのかもしれませんね。
また、新規買いする銘柄は基本的に急落している銘柄を拾う逆張りなのも要因の一つなのかもしれません。
最近は業績好調でも決算発表をきっかけに株価が急落する銘柄が多く、反発狙いで逆張りをやっていますが、そのまま続落というパターンも多いです。
この辺りの手法も見直しする必要がありそうです。
4月から新しい投資としてスタートした仮想通貨botの開発ですが、現在も続けています。
ソースコードを模写しながらPythonの勉強をしたり、それを参考にオリジナルのを作ってみたりしていますが、かなり難しいです…。
株式投資がさっぱりなので仮想通貨でちょっとでも稼げるように頑張っていきたいところです。