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投資のコツ

中間配当は2000万円の投資で僅か26万円!FIREライフには1億円は必要そう…。

今年も残りわずかですね。
毎年言っているような気がしますが、ホントにあっという間の1年間でした。

年末恒例の中間配当金が出揃ったので銘柄別の配当金と配当金に対する見解についてご紹介しますね。

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中間配当金は26万円!最大だったのは住友化学

決算期が2月、3月の企業からの中間配当が届くのが11月から12月頃にかけてです。
3月決算企業の場合、中間配当金の権利確定日が9月30日になるので配当金は早くても2ヵ月程度時間がかかるのが常です。

中間配当金は11銘柄からあり合計261,900円
保有銘柄の中にはNISA枠の購入で非課税のものもあるので、税引き後の金額は214,592円です。

中間配当金を貰うことができた銘柄は下記の通りです。
(税前表示で配当金が大きい順)

  1. 住友化学:70,000円
  2. 旭化成:30,600円
  3. 商船三井:30,000円
  4. 三井物産:27,000円
  5. JR東日本:23,000円(一部NISA)
  6. 日本郵船:20,000円(NISA)
  7. 神戸製鋼所:17,000円
  8. 東京精密:16,800円
  9. JR西日本:15,000円
  10. イオンフィナンシャルサービス:9,500円
  11. 良品計画:4,000円(NISA)

配当金がダントツに多いのが住友化学の7万円です
現在、バリュー投資とスイングトレードを実施していますが、両方で住友化学を保有しており投資額は400万円弱です。
住友化学を保有して1年数ヵ月になりますが、配当利回りが高いのが特徴です。

次に多いのが住友化学と同じ総合化学メーカーの旭化成。
業種が違えば収益構造が大きく違ってくるので配当利回りは高い業種もあれば低い業種もありますが、同じ業種であれば配当利回りは類似していることが多いです。

業種別で言えば今回の中間配当で最も高い配当利回りだったのが海運系でした
海運大手なのが日本郵船と商船三井です。
現時点の配当利回りは商船三井が10.4%、日本郵船が10.14%と全市場の中でも2位と3位の高利回り企業です。

この他に、JR東日本と西日本も何とか配当金を貰うことが出来ました。
赤字企業の中でもANAやJALのようなところでは無配当のケースもあるので、過去最悪の業績赤字でも配当金が少しでも出て良かったです。
ただし、業績悪化の為に配当利回りは直近10年で最も低い水準です。

配当金よりも売却益で稼ぎたい

株式での稼ぎ方として、インカムゲイン(配当)とキャピタルゲイン(売却益)の2つがあります。
株を長期間保有するタイプは前者がメインで、短期売買のタイプは後者の傾向が強いです。

その点で言えば、中長期間の投資とスイングトレード(短期売買)の2種類で運用する自分はどちらも狙っているように思えるかもしれません。
でもどちらかと言えば、配当を貰えなくてもいいからキャピタルゲインで稼いでいきたいタイプです

というのも、一般的に権利付最終日をピークに翌日の権利落ち日から株価が急落するからです
配当金の受け取る為には権利付最終日に株主でいればよく、翌日以降株を売却しても配当金を貰うことができます。
その為、権利付最終日にかけて株価が上昇する傾向がありますが、翌日の権利落ち日以降は株が売られ株安になる傾向にあります。
権利付最終日の翌日以降の下げ幅が配当利回り程度であれば許容できるのですが、直近は5%~10%程度急落した株が多く、9月末の権利付最終日から2ヵ月半が経った今もほとんどの株が回復していない状況です。

また、中期間運用している株も単に目標の株価とは程遠い為に売れないだけであり、株価が高値なら権利付最終日に売却しても全然オッケーだと思っています。

配当金で生活するには1億円以上の投資が必要?

1,2年くらい前から普及し始めた「FIRE」という言葉。
一般的なFIREは、Financial Independence, Retire Early movementの略で、支出を抑えつつ、貯蓄率を高めていき投資で4%以上(インフレ調整後)の利回りで経済的独立(早期退職)を目指していく考え方です。

このFIREという言葉には様々な種類があるようで、配当金をメインにした生活を目指すケースもあるようです。

仮に、投資の配当金だけで生活をするためにはどの程度の投資元本が必要になるんでしょうか?

中間配当金26万円を貰う為に要した投下資金は2000万円程度。
期末配当が同額出るとして年間の配当金は50万円程度になる計算です。
かなりざっくりですが、配当金だけで生活するには1億円以上の投資が必要になりそうです

ただ、今保有している銘柄は配当利回りで選んでいないのでそこを考慮したポートフォリオを組めばもう少し配当金を増やすことが出来るはずです。
極端な話になりますが、商船三井や日本郵船などの大手企業の配当利回りが10%を超えているので3000万円投資すれば配当金が300万円にもなります。

でも、配当金はあくまで企業の業績が良いことが前提であり、業績悪化したり赤字に転落した場合は減配ないし無配もあり得ます。
その場合、配当金が減るだけでなく株価も急落するのは間違いないので評価損益は酷いことになりダブルパンチとなります。

なので、配当金だけでFIREを目指すのはお金に余裕がある人でもない限り難しいかなと…

まとめ

今回貰った配当金は拡大する含み損の穴埋めとしてノータッチです。
これが含み益となっていたら最近始めたバス釣りのタックル資金として使いたいところですが…。

現時点で200万円弱の含み損がありプラ転するまでには相当時間がかかりそうです。
損切りせずにプラ転するのを待つ場合、多くの保有株で3月末の期末配当金の権利を獲得することになりそうです。
理想は権利落ち日で株価が急落する前にポジションを解消したいですが厳しいでしょうね。

せめて期末配当金は増配してくれる企業があるといいんですが…。

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