初心者がα7で滝を撮影。流れるように撮るコツ。シャッタースピードが肝
ソニーのミラーレス一眼レフカメラの「α7III(ILCE-7M3)」を買ってから半年。
それまで5万円のエントリーモデルの一眼レフカメラを使っていましたが、かっこいい写真を撮りたいと思って選んだモデルが評判の高いソニーのカメラでした。
外出自粛などで思ったよりも出番が少なかったですが、ここ最近はやっと感染予防対策をしながらのWithコロナが当たり前となり「α7III」を持ち歩くことも増えてきました。
カメラの初心者ながら見よう見まねで新しいテクニックを勉強したので「α7III」で最近撮影した静岡の滝を例に紹介していきますね。
勢いよく落ちる白糸の滝を一本の線のように撮影
つい先日、久しぶりに「α7III」を持って奥さんと遠出してきました。
それが、レンタカーを使って行った富士山一周の日帰り旅行。
カメラで風景を撮りたくてたまらなかったので気分転換とともに撮影の目的の一つだったりしています。
記事内では「α7III」で撮影した写真を多く掲載しているのでよかったらご覧ください。
そして、この旅行でメインだったのが「白糸の滝」。
Twitterで流れる滝がまるで一本の線のようになった写真を見たことがあり、自分もそれを撮りたいと思ってはるばる静岡の山奥まで来ました。
早速ですが、自分がイメージした通りの白糸の滝の写真がこちらです。
勢いよく流れる滝がまるで白い糸のように見えると思います。
ちょっとしたテクニックによってこんな感じの写真が簡単に撮影できます。
撮影したコツは撮影モードをマニュアルでスローシャッタースピード
どうやったかというと、撮影モードをマニュアルにし、シャッタースピードをスローで撮影しました。
この時はシャッタースピードを1/5秒で撮影。
出来ることなら1秒くらいスローに撮影したかったのですが足場が悪く三脚が安定しなかったのでちょっと短めにしました。
スロー撮影をしただけでいつもと違った写真を撮ることができるので試してみる価値ありだと思います。
このテクニックを使えば道路を走る車のライトが一本の線のように映る写真を撮ることができそうですね。
ところで、一眼レフカメラを使っている皆さんはどの撮影モードを使っているでしょうか?
この「α7III」では「A(絞り優先)」で撮影しています。
実は、この「A」というモードを今の今までAUTOのことだと思っていました…。正しくは絞り優先ということです。
確かによくよく見返すと、「AUTO」というボタンがあるんですよね。
撮影モードを変えることもなければISOや絞り値もAUTO。その他も初期設定の時のままです。
「α7III」のレビューを見ると、カメラ歴が長い方でも設定方法の多さに戸惑っている人が多いようなので初心者の自分なんかは常にマニュアル持参しないといけないですね…ちょっと反省です。
ご覧の通り、初心者丸出しな自分でもシャッタースピードをちょっと遅くするだけでいつもと違った写真を撮ることができ、さすがソニーですね!
スローシャッターで撮影時にあった方が便利なもの
スロー撮影する時に是非あった方が良いのが、三脚。
三脚があればスロー撮影だけでなく、通常の撮影でもより綺麗に撮影することができるので持っておくと便利です。
「α7III」の手振れ補正は十分に機能するので普段の散歩などでは三脚を持ち歩くことはないですが、旅行や夜間の撮影の時には持って行っています。
以前使っていた「EOS Kiss X7」で使っていた三脚を持っていたんですが3,000円くらいの中華メーカーの安いモデルでより重量の重い「α7III」を載せるのは怖すぎたので三脚は買い換えました。
購入した三脚は、「Manfrotto MKELES5RD-BH」というモデルです。
三脚もピンキリで高価なモデルだと10万円を超える物もあり悩みましたが、決め手になったのがManfrottoという大手メーカーで信頼性がありそうな点。
Amazonには一見するとレビューが高くて安い三脚がたくさんありましたが、万一三脚からカメラが落ちた時のリスクを考えると安すぎるのは控えた方が良さそうだなと思って1万円で買えるこのモデルを選びました。
使い心地は、安定感がありしっかりカメラを支えてくれています。
もちろん、三脚からカメラが落ちたということもありません。
安定感がある一方、重量が1.2キロもあり結構重いです。
撮影のたびに三脚を持ち歩きたいところですが今のところ出番があるのは遠出する時か夜景を撮影する時くらいです。
まとめ
この半年間、あまり出番のなかった「α7III」。
やっぱりいいカメラです。
手持ちでも十分に綺麗な写真を撮影することができます。
AUTOで自動で設定してくれるのでカメラ初心者にも「α7III」はおすすめなモデルだと思います。