障害者雇用で転職したのが2024年4月22日。
入社前までは9年近く自営業でフリーな生活を送っていたので会社員生活に馴染めるか心配でしたが、快適な生活を送れています。
入社してから5ヵ月が経過して新たなに雇用契約の手続きをしました。
また副業も本格的に始動し、土日はサイドビジネスを頑張っています。
そのあたりの話も含めて外資系投資銀行に入社して5ヵ月が経った話をご紹介していきたいと思います。
障害者雇用として外資系投資銀行の人事部で働く
障害者雇用として働いているのは、外資系投資銀行です。
入社して2ヵ月経過した時の近況については上記をご覧ください。
配属先は人事部、いわゆるHRです。
実は、人事部で働くのは人生初で、5ヵ月経った今も慣れないことばかりです。
仕事は、労働時間の管理と障害者採用、レポート業務などを担当しています。
投資銀行と言えば、労働時間はハードなイメージが強いと思います。
最近では法律が改正されて時間外労働時間も厳しく管理されるようになり、投資銀行も例外ではなく、従業員がルール通りに働いているかチェックしています。
また、障害者雇用で働く自分が障害者採用をするのも変な話な気もしましたが、障害者だからこそ分かることもあり、優秀な人材を集めるべく試行錯誤中です。
勤務地は電車で20分ちょっとの場所にあります。
就業時間ギリギリに行くので満員電車は避けられませんが、それにも慣れてきました。
通勤中は英語のリスニングを聞いたり、オンライン英会話で使う教材の確認に時間を使っています。
リモート勤務が週2回まで認められています。
最初こそ周りをうかがってリモート勤務をほとんどできませんでしたが、今はフルにこの制度を使っています。
職場の雰囲気は和気あいあいとした感じです。
人事部長と私以外は女性社員なので優しく教えて貰っています。
と言っても、障害者として扱われている雰囲気は全くなく、ホントありがたいです。
英語は毎日使いますが、今の英語力でも十分に通用している気がしています。
メールのほとんどは英語ですし、ドキュメントも英語です。
コンプライアンスなどのセミナーも全て英語です。
ボリュームが多いと負担ですが、翻訳ツールなど便利なソフトがあるのでこれを駆使しています。
職場には外国人が数名いますが、レポートラインにあたる人事部長は外国人であり、彼とは2週間に1回の頻度で30分の打ち合わせがありますし、結構な頻度でランチにも行ったりしています。
オンライン英会話のおかげもあってか、対面での会議では英語力でそれほど困ることは少なく、ブロークンイングリッシュで会話しています。
入社して5ヵ月が経過し、すごく働きやすい職場だと思っています。
契約社員から正社員へ、年収も100万円以上アップ
今の会社に入社したのが2024年4月22日。
雇用形態は契約社員で半年ごとの更新です。
Contractには「FIXED-TERM CONTRACT OF EMPLOYMENT」となっています。
次の契約は2024年10月22日で、契約更新しない場合には1ヵ月前の通知が必要ということになっています。
今の外国人部長は6月に入ったばかりの人で、それ以前の部長にも新部長に引き継がれる時にも将来的に正社員になりたいと話をしていました。
自分ながら結構しつこく言っていたと思いますw
それも英語だったからできた気がします。
9月半ばに入り、そろそろ新しい契約手続きかな…と思う時に、月2回の人事部長との打ち合わせが良いタイミングであったので、改めて正社員になりたいと伝えてみました。
ランチに誘われた時にはパフォーマンスが良いと言われており、最短記録で正社員になれるかも…と期待していた時に、次の打ち合わせで雇用について話をしました。
結論として、10月からPermanent positionの話を打診され、年収やその他の諸条件について話がありました。
年収はキリ良く、50万円アップを交渉してみましたがこれは却下…w
その直後に「Permanent CONTRACT OF EMPLOYMENT」の契約書とレターを貰い、改めて正社員になれたと実感。
年収は100万円以上アップしました。
元々貰っていた給料も満足でしたが、更に半年間で給料が上がることにびっくり。
正社員になったことでDCプランに入れたり、その他の福利厚生に加入できるようになりました。
ただ、当初期待していた職位にはなれず、これに達するには今よりもResponsibilityを増やすべきとの話を受けました。
主担当者になったり、責任ある仕事を広げたりする必要がありそうです。
5ヵ月で契約社員から正社員になれた理由
障害者雇用で働く人の中でも未経験の場合には契約社員からのスタートになります。
知人や噂によれば、入社半年後に正社員になれた障害者は聞いたことがないです。
最短で正社員になれたのも一番はアピールし続けていたことだと思います。
会社にとっては正社員より契約社員でいれてくれた方がリスクが小さく、レイオフも簡単にできます。
何も言わないでいると契約のままになってしまうと思います。
それより、しっかりと正社員になりたいとか、給料上げて欲しいとか、要望を伝えるべきです。
また、新しい部長になったことで今までの前例とかがないというのも大きかったと思います。
それまでの部長であれば今までのルールを踏襲していたかもしれませんが、そのような慣例を持っていないのでプラスに働いたはずです。
そして、チームに貢献することです。
まず最初に、自分に割り当てられた仕事を責任を持って担当できるようになることがあると思います。
入社直後はマンツーマンで丁寧に数ヵ月教えて貰っていましたが、最近では仕事に慣れてきて何も相談せずに自分の判断で仕事を進められるようになりました。
また、仕事を俯瞰して見れるようになり、担当者として指摘できるポイントも幅広くなってきました。
決め手はチームにとってバリューを提供していくようになったことだと思います。
外資系企業には360度評価があるように、周囲の評価が良くある必要があると考えていたので入社前から意識して、担当外の仕事でも積極的に手を上げて仕事をするようにしていました。
その結果か、正社員になれる前から周囲のレビュー評価が高いと聞いていました。
ダラダラ話してしまいましたが、短期間で正社員・昇給するには担当の仕事に自信を持ってできるようになり、チームの利益になるような仕事をし、明るく仕事をすることだと思っています。
まとめ|事前になりたい自分について考えておくべき
当初の自分の要望は正社員になることでした。
結果的には正社員になるに伴い、年収もアップしました。
給与形態が固定給になったわけでもないので、年収は固定でもよかったはずですが、レビューのおかげか給料が上がったのは感謝しかないです。
今振り返ると、昇給や職位などの諸条件についても事前に要望を伝えておくべきでした。
短期間のゴールは正社員になることしか考えていなかったので、給料などは考えてもいませんでしたが、もし給料も含めて要望を伝えていればもう少し年収アップになったのかなと思っています。
既に契約書に年収が織り込まれていたので給料交渉の余地はなかったのは仕方がないですね。
最後に気になるのは今後の昇給があるかどうか。
人によって違うらしいので自分が該当するかどうかは不明…。
正直、今の年収では不満。。