東京の港区から横浜市に引っ越してきたのが1月15日。
あれから半年が経とうとしています。
初めて住む横浜。
まさかのコロナ禍の中で半年間生活してみて色々と考えさせられた面も…。
ということで引越してから今日までの半年間を自分なりに振り返ってみたいと思います。
ポイント
目次
横浜市に麻布から引っ越して半年。東京に戻りたい…
横浜市に引っ越してきてあっという間に半年が経ちました。
もう7月半ばで2020年も残り半年なんですよね…今年は時が経つのがホントに早く感じてます。
横浜に住むのは今回が初めて。
結婚を機に新天地で暮らし始めました感想を一言。
全く横浜市の生活に慣れていません…!
そして早くも、東京に戻りたい…!!
今のところの感想はそんな感じです。
そもそも、横浜市に引っ越してきたのは奥さんの職場が近いから。一方で自分の職場は自宅なので通勤という点では住む場所は関係ありません。
横浜市は神奈川県内でも最も面積が大きく18区で構成されている大きな地域です。
その中でもみなとみらい周辺を選んだのは海が近くにあるから。海沿いを散歩するのが好きだったのが決め手で今の住まいを選びました。
家賃は20万円くらいのタワマンです。
仕事のアフィリエイトの売上が下がってきている中で決して安くない負担です。
この家賃で麻布に住むことはできませんが、都内で探せばいくらでも見つかります。
高い家賃負担が余計に東京に戻りたいという気持ちに拍車をかけている感じなのが現状です。
人気の横浜で生活のしづらさ・不満を思った理由
では、なんで横浜での生活に慣れないのか?あるいはどうして不満があるのか?これを整理したいと思います。
つい最近発表されたばかりの「住みたい街ランキング2020」では横浜駅が堂々の1位となっています。
次いで2位に恵比寿、3位に吉祥寺、4位に大宮、5位に目黒…という順です。
横浜って海もあり自然も豊富でそれでいて都会…そんなイメージを持っている方が多いのかなと思います。
自分がみなとみらいエリアに住む決め手になった海が近いのと共に、東京とは隣県なので都心へのアクセスが良さそうだなというのも個人的には魅力に感じていました。
そこで、横浜での生活に慣れない点、あるいは不満に感じている点をご紹介したいと思います。
住みたい街ランキングでもあるように横浜への引っ越しに憧れを持っている方はきっと多いんでしょうが、個人的には住みづらいと感じる点が多いのが実態です…。
横浜から東京へのアクセスは悪い。家賃相場の割に1時間以上かかりコスパが悪い
(緊急事態宣言発令直前のみなとみらい駅ビルの様子)
実際に住んでみると東京への距離は意外に遠く感じます。
例えば、新宿駅や銀座駅までなら自宅から電車で1時間ちょっと。
横浜よりも家賃相場がずっと安い浦安からなら半分近い時間で行くことができます。
横浜に引越しても隣県だから寂しくなったら気軽に東京へ遊びに行けるものと思っていましたが意外にも距離を感じて全く行けずじまい。
新型コロナウイルスの影響もありますが先月に5ヵ月ぶりに税務署に用事があって行きました。
アクセス面では横浜市内を電車で行き来しづらい点も不満の一つです。
自分は車を運転することができないので移動は専ら電車。
横浜市内を走る路線のほとんどが横浜と東京とを繋ぐように海に平行に走っています。
一方で南北に走る路線がないので電車中心の人間には辛いです。
横浜にはガラの悪い人&ドヤ街・寿町で治安が悪い
横浜は治安の悪さも感じました。
横浜駅やみなとみらいエリアって結構やんちゃな感じの人を多く見かけます。
これまで1人暮らしの時は夜中でもランニングや自転車で散歩したりしていましたが、ここに来てからは夜遅くの外出は控えるようにしました。
暗くなってからのランニングはトラブルに備えてイヤホンをつけずに周囲に気を配りながら走っています。
横浜には日本三大ドヤ街の一つの寿町がみなとみらいエリアからJRを渡ったところにあります。
ここ最近では県外や外国からの観光客誘致の一環で簡易宿泊所を観光地として利用する動きもあり以前よりは治安が良くなっているとのことですが、自分は行くのを避けています。
ドヤ街と言われるのは市内でも中区にある寿町という限られたエリアのことを言いますが、実際のところは伊勢佐木町や野毛(黄金町)でも治安の悪さを個人的には感じています。
こういう地域は石川町駅や関内駅、桜木町駅を最寄りとしていて横浜市内でも人気ですが、駅まで同じ距離でもJRを境に家賃相場は大きく違います。
やっぱり、治安やイメージなどが家賃に反映されているのかなと思います。
横浜市の財政力指数は1以下。住民サービス&インフラ不足
(遠くからでも薄っすらと横浜の新市庁舎が見えます)
横浜市は日本の市町村では最も人口が多い地域です。
市内には官公庁やオフィス街、観光地などがあり、一見すると財政が良さそうな気もしますが実のところは良くありません。
市区町村の財政力を示す財政力指数では横浜市は0.97。
参考値として東京都港区は1.27、千葉県浦安市は1.52となっています。
実際に生活してみると財政力の良さを実感すると思います。
浦安市は全国の市区町村の上位5位に入るほどの高水準ですが財政力がある街は社会保険料が安かったり生活インフラが整っていたりで自治体としての余裕みたいなのを感じられました。
図書館はものすごく充実していて全国から視察が来るほどです。他にも、市内全域をどこまででも100円で行き来できるようなお散歩バスというサービスがありました。
残念ながら横浜市にはそんなサービスはありません。
詳しくは後述しますが図書館の整備が不十分過ぎます。図書館って生活に不可欠というサービスではないからこそ財政力の差が出てくると思うんですよね。
また、1人あたり10万円の特別定額給付金ですが申請してから1ヵ月以上経ちますがいまだに振り込まれていません…。
その一方で、横浜市の新市庁舎として32階建ての高層ビルが先月オープンしました。
タイミングの悪さもあり市民からは批判の声があるとか。
十分に生活インフラも整備できていないのにこんな豪華なオフィスにするべきではなかったと思います。
図書館不足が一番の不満。アクセスが悪くて不便
自分が一番横浜市に不満を持っているのが、図書館の不十分さ。
図書サービスについては引越す前からある程度は理解していて妥協できる点かなと思ったのですが、個人的にはあまりにも他の図書館との落差を感じてがっかりしています。
横浜にある横浜市立図書館は蔵書数が市区町村では最多です。
でも、1人当たりの蔵書数は1.1冊で政令指定都市でも神奈川県内でも最低の数値です。
つまり、市民に全然本が行き渡っていないということです。
本が不足していることもあり最新本はもちろん1,2年前に発売された本でも借りるのは一苦労です。
同じ理由で1回に貸出できる本数が6冊まで。通常の自治体では10冊まで借りることができます。
そして、図書館の数が不足していて最寄りの図書館までアクセスが悪すぎる点もあります。
上述した通り、横浜市は県内では一番面積が大きく18区で構成されていますが、図書館の数は1区に1館しか設置されていません。
この点、浦安市では図書館が多い上に行政センターでもネット予約した本を貸出・返却できるサービスがありました。徒歩圏内に貸出できる図書館が3つもあったくらいです。
せめて横浜市でも役所など公共施設で貸出・返却できれば図書館不足を多少なりとも解決できるはずですがほとんどの区ではそのような対応もありません。
そんな状況なので自分はネット予約した本を妻に代わりに貸出・返却してもらっています。
それでも借りられる本に制限があるので読書量は引っ越してだいぶ減りました。
引越し直後に新型コロナウイルス感染拡大で横浜を散策できず
(ベイブリッジの奥に見えるのは大型クルーズ船のダイヤモンドプリンセス号)
色々と横浜住まいで慣れない点、というか不満を連ねていきましたが、自分が知らない横浜の良さはきっとあるはずです。
でも、引っ越してきたタイミングが最悪でしたね…。
引越しをしてから2週間後くらいには大型クルーズ船のダイヤモンドプリンセス号で集団感染が発覚。
治療や隔離のために横浜港沖に停泊。
船内での感染者の治療のために市内の病院にほぼ毎日搬送されていました。
その前後に中国の旧正月である春節を迎え、横浜中華街でも春節を祝うイベントが開催されました。
この時は今ほどではなかったので散歩ついでにマスク着用で春節イベントに参加。
例年に比べると参加者は少ないようでしたがそれでも立ち見できないほどでした。
それからは都内を中心に全国でも感染者が見つかり外出自粛ムードになり緊急事態宣言が発令…。
結局、自宅周辺をランニングや散歩以外で訪れたことがあるのは鎌倉と湘南くらい。
逆に市内では自宅周辺以外を見る機会はいまだにありません。
こんな状況だったので横浜の良い面も(あるいは悪い面も)全然知れていません。
6月に営業自粛も解除されて中華街もほぼ元の水準まで戻った感じでしたが再び感染者数が急増し数日前の感染者数は県内で最多に。
緊急事態宣言の再発令も検討されている状況なので横浜や神奈川県内を気兼ねなく散策できるのはもうしばらく時間がかかりそうです…。
まとめ
コロナ禍で感じたのは、横浜は日本の首都ではないんだなということ。
小池都知事の会見はほぼ毎日、全国ニュースで放映されるのを見て東京が日本の中心であって今はそこに暮らしていないんだなと。
新型コロナウイルスで改めて東京で生活することの意味みたいなのを知った気がします。
自分は改めて横浜よりも東京に住みたいなと感じました。
ただ、こう思っているのも横浜という街について全然知らないからであり、非常事態だからなのかもしれません。
街の写真を撮影するために引っ越し直後に購入したソニーの一眼レフカメラも全然使う場面がないので早く収束して街を散策したいですね。
光回線は引っ越し前に申し込みがおすすめ
キャッシュバック&コスパが良い、ソフトバンク光がおすすめ
引越しと同時に考える必要があるのが、光回線です。
電気やガスはすぐに対応してくれますが、光回線を利用するには回線工事が必須な為に引越し直後からインターネットを使うには引越し前から準備が必要です。
回線工事には数週間から数ヶ月も時間がかかる場合があります。
光回線でおすすめのプロバイダが私も利用中のソフトバンク光(Softbank光)です。
ソフトバンク光は月額料金が安く、キャッシュバックが充実しているのが魅力です。
一般のキャッシュバックの他に、回線工事費も実質無料ですし、他社の解約金も最大42,000円までソフトバンクが負担してくれます。
各プロバイダにはソフトバンクやドコモ、auなどのスマホ割があります。
ただ、このスマホ割は有料オプション加入など何かしらの条件があるのでスマホ割はおまけ程度に考えておいた方が良いです。
実際、スマホはUQモバイルを使っているのでスマホ割を受けていませんが、ソフトバンク光を使っています。