健康・身体

ガン治療とお金。実際に癌と診断されていくら保険金を貰ったか医療費はいくらだったか?

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甲状腺ガンと診断を受けてそろそろ2年。再発も薬の服用も無し

当時住んでいた麻布の耳鼻咽喉科で甲状腺に腫瘍らしきものが見つかったのが3月初旬。
その後、大学病院で精密検査を受けて甲状腺ガンと診断されたのが3月後半。
そして、甲状腺ガンの手術を大学病院で受けたのが4月末。

あれからもうそろそろ2年が経つんですね…。
あの時はまだ30代、というか30代前半。まだ若いのになんで自分がガンになるなんて…とか思ったり、それこそ最悪のケースも色々考えちゃったりしました。

でも、ガンの再発は今のところありません。
手術を受けてから定期的に血液検査やエコー、CTなどを行っていますが異常は見つかっていません。

また、退院してから現在まで甲状腺ガンで薬の服用もしていません。
甲状腺(副甲状腺)は、ホルモンやカルシウムを作る大事な臓器。甲状腺を全摘ないし一部摘出した場合には状況によって薬の服用をしなければいけませんが、幸いなことに一部の甲状腺が機能してくれているので薬の服用もせずに済んでいます。

甲状腺ガンにかかった時の診断から手術までの様子はこちらの記事でまとめています。

いわゆるAYA世代である自分がガンになり色々思うところはありますが、大事なお金について振り返ってみようと思っています。
具体的にはお金を次の2つに分けて整理してみます。

  • 支出(医療費・機会費用)
  • 収入(保険金・高額医療費制度)

大きな病気をしても健康保険や任意保険によっては収支がプラスになることもあります。

支出は手術費用や検査代、機会費用など

甲状腺ガンの手術費用は20万円以上。高額療養費制度でほぼ同額が返金

クリニックで甲状腺に腫瘍が見つかってからは大学病院で精密検査を始めたのが3月。
医大で手術を受けるまで様々な検査を受けました。
それこそ、血液検査から穿刺吸引細胞診、超音波検査、PET検査、全身のCT…など。
手術までの1ヵ月間は事前の検査を受けに何度も病院に通いました。

仕事は自営なので日中でも病院に通うことはできますが、働いている人にとっては検査の時間を作るのも一苦労でしょうね…。
もし会社員だったら4月に手術を受けることはほぼ無理だったはずですし、そもそもガンがまだ見つかっておらず放置をしていたかもしれません。
この時ほど自営でいて良かったと思ったことはなかったです。

お金の話に戻すと、入院前の検査だけでも結構お金がかかった印象です。
検査費用だけでも数万円はかかったんじゃないでしょうか。中でもPET検査は高価ですね。

そして、5日間の入院でトータル21万円ほどかかりました。
ここには差額ベッド代や飲食代(1食あたり数百円)などが含まれています。
熱中症で4日間くらい入院した時が5万円ちょっとだったのでやっぱり手術にはお金がかかるんですね。

本来なら差額ベッド代がもっと高かったはずでした。
というのも、入院前の手続きの段階では個室を希望していて、それが1泊あたり3万円。5泊で差額分だけでも15万円。
ただ、入院当日に個室が満室ということで大部屋で入院することに。
大部屋は一日中誰かのいびきが聞こえて辛かったです…。

この入院代の21万円は退院してから数日後にクレジットカードで支払っています。
治療のためとはいえ、一気に20万円以上も負担するのは大変だと思います。
そんな時の為にある便利な制度が高額療養費制度。

医療費の自己負担額が高額になった時に自己負担限度額を上回る金額が払い戻されるのが高額療養費制度です。
限度額は所得によって決められ、5段階あります。所得が低ければ限度額が低くなり返金額が大きくなっていきます。

もちろん、自分もこの高額療養費制度を利用。
申請したところ2,3ヵ月後に20万円ちょっとが港区から支給がありました。
診療したのが4月ですが時期的に一昨年の所得をベースに計算されるのですが、この年は起業した1年目で一番所得が低い時。その為に入院代とその前の検査代など4月にかかった診療代のほとんどが払い戻されるという結果に。

入院や手術、検査などの実質負担額が数万円で済んだことになります。
この制度を利用すれば負担額は一気に減るので入院代などで心配する必要はあまりないと思います。

働けなくなった時の機会費用。休職や退職した時には見えないコストがかかる

ガンになった時にかかる費用は医療費だけではありません。
間接的には働けなくなった時の機会費用もかかります。

ガンになれば検査や入院、手術など病院に拘束されます。
また、退院してからもすぐに仕事復帰できるとは限らず、会社を退職して療養生活をすることを余儀なくされることもあります。

本来、働いていたら貰えるであろう給料が病気で受け取れない時、その差額が機会費用。
仕事をしていない期間が長くなれば機会費用が大きくなり、退職したとなるとその費用は多額。

この時はアフィリエイトの売上もよく月給は150万円くらいあったはず。
ガンと診断された時から気が滅入ってしまって仕事どころではなかったですし、退院してからも3週間くらいは自宅で療養してました。
仕事をしなかった期間は1ヵ月以上はあるので機会費用は安く見積もっても100万円以上はあったはずです。

ただ、アフィリエイトというのはサイトが維持している限りは作業をしていなくても定期的に収入が入ってくるので仕事をしていなかった期間も売上はしっかりありました。
自営業なら仕事を休めば収入がストップしてしまうことがほとんどだと思うのでお金の心配をせずに治療に専念できたのもアフィリエイトをやっていたおかげだと思っています。

甲状腺ガンを治療するにあたっては副作用が大きいと言われる放射線などは一切受けていません。
それでも退院直後は身体がダルすぎて歩くだけでも一苦労な状態でした。
お医者さんも言っていましたが、全身麻酔は想像以上に身体にダメージを与えるとのことなので退院したら即仕事に復帰とはいかないように思います。

いわゆるガン保険は医療費をサポートするというよりも退院後の生活を支援する側面が強いです。それだけ退院後にも様々な支出がかかることになります。

生命保険の三大疾病一時金が1000万円以上。保険料も免除

ガンと診断された時にあれこれ考えましたが、その一つに生命保険のこと。
もしや多額の保険金が下りるんじゃないのかな…なんて診断直後に頭をよぎったのを覚えています。
この辺りは意外に冷静だったのかもしれません。

生命保険がどうなったかというと、かなりの保険金(一時金)が下りました。
自分はずっと前から日系生保の終身保険に加入しています。実は0歳から同社の保険に入っていて年齢が上がるたびに見直していき、学生の時から終身保険に入っていました。

生命保険にはざっくり、定期保険、養老保険、終身保険の3種類あります。
このうち一番メジャーなのが定期保険、いわゆる掛け捨て保険。貯蓄性がないので保険料が一番安く、1,000円くらいから入れる保険もあります。
逆に保険料が高いのが貯蓄性がある養老保険と終身保険。

加入していた終身保険の保険料は毎月2万円弱。
保険料の平均は1人当たり16,000円くらいみたいなのでちょっと高いくらいです。
ただし、自分の場合は0歳からずっと積み上げていているのでそれを加味せずに新規に入ったと仮定すれば保険料は6,7万円にもなるとか。

それだけ保険料が高いだけあって補償内容も充実。
ガンと判明してからは色々な名目の保険金を頂きました。日額2万円の入院金や10万円の一時金、入院費用の20万円…。
そして、一番大きかったのがガンや心筋梗塞、脳卒中の時に貰える一時金。地方なら一戸建てを買えるくらいの金額です。

この他にも意外に大きな金額なのが保険料の免除。
3大疾病と診断されるとそれ以降の保険料が免除される特約となっているので現在は補償を受けつつ保険料はゼロ円という状態です。

生命保険のおかげでお金の心配をせずに済みました。

病歴で生命保険に入れない。病気になってからでは遅い

かつては日本人の9割が入っていると言われていた生命保険。
今では若い人を中心に保険に未加入の人も増えているようです。

生保への加入は病気になってからでは遅いのが現実。
病歴を理由に断ってくる保険会社も多いですし、仮に加入できたとしても保険料が通常よりも高くなる場合があります。
自分が保険料の割に好条件の補償内容があったのも若いうちから入っていたから。

それがガンで手術をした今では新規に保険に加入することもできません。
さらに補償内容を充実させようかなと思い、いくつかの保険会社に問い合わせをしたところ全て断られてしまいました…。
理由は、病気で手術をしたこと、しかもその病気がガンであることの2つ。
保険会社からすれば受け入れないのは当然かもしれませんね。

今入っている保険でもオプションのような形で保険商品がいくつか売られているので追加で入れるかどうか聞いたところやっぱり病歴が理由でダメでした。
担当者曰く、新たに保険に入ることが出来たとしても早くて10年後だとか。

保険についてあれこれ考えてみて思ったのは、病気をしてしまうと今加入している保険でしばらくの間乗り切らなければならないということ。
補償内容が充実していれば問題ないですが不十分な場合には将来に不安を感じるんじゃないでしょうか。
年齢や病歴によっては新たに加入することができないかもしれません。

まとめ

まさかの30代でのガンになってしまいましたが今ではそこまで悲観をしていません。
ガンと言っても甲状腺ガンは生存率が他の癌よりも高く、100%と言い切っている病院もあるくらいです。
しかも、甲状腺ガンでもステージ1で腫瘍を切除することができ、後遺症や副作用もなく今まで通りに生活することができています。

また、健康でいることのありがたみも実感しました。
偏食ですし運動不足もたたっていたので40代、50代になった時には大病を患っていたかもしれません。
若いうちに健康管理について考えるきっかけとなりました。

何より、一軒家が買えるくらいの保険金が貰えたのは嬉しい誤算。
手術後に一時金が振り込まれた時にはよっしゃー!と思いました。
このお金には一切手をつけていませんが保険金を貰えるのと貰えないのとでは大きな違いです。

病気やケガをした時に保険に入っておけば良かった…なんて後悔しないように早いうちから保険について考えてみてもいいかもしれませんね。

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