「高級住宅街で暮らしています」って良い響きですね。
ひょんなことから高級住宅街の一つ東京都港区にある「麻布」で暮らしてしばらく経ちますが、毎日驚きでいっぱい。
麻布に住んで地味だけど一番インパクトがあったのが、スーパーで販売されているお惣菜の肉豆腐が1,680円だったこと！
それまで高級住宅街とは縁が全くなかっただけに、衝撃でしたね。
ポイント
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高級住宅街の麻布十番に1人暮らしを初めて2年弱
麻布に住み始めてもう少しで2年。
麻布の最寄り駅は「麻布十番」。
六本木ヒルズや東京タワーに近く、麻布商店街はいつも賑やか。
国際色が豊かな地域で、麻布には中国、フランス、ドイツ、韓国、スイス、オーストリア、ロシア、ノルウェーなどの大使館が位置しています。
そんな「麻布」は、高級住宅街の一つとして有名です。
高級住宅街というと、「松濤」や「田園調布」、「白金」、「芦屋」などが有名ですが、「麻布」は高級住宅街として1，2位を争うくらいの場所。
例えば、土地の価格を示す地価で言えば、田園調布が1坪あたり200万円～300万円なのに対して、麻布が800万円～1000万円と地価は4倍以上も高いです。
家賃マンションも地価を反映していて1LDKの相場が24万円、2LDKが40万円。
麻布の前は浦安に住んでいたんですが、浦安で言うところのプリウスが、麻布ではベンツに相当するくらい、街中にベンツが走っています。
庶民からすると、日常生活で色々な驚きと発見があるのが、「麻布」です。
高級住宅街と言われるところは全国にちらほらあります。
一度は高級住宅街に住んでみたい！と思っている方も少なくないはず。自分もその一人でした。
高級住宅街に住むメリットとデメリットをご紹介していきますね。
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高級住宅街で生活するメリット
都会にあるのに街が穏やか。静かに暮らせる
街がホントに静か。
都心にあるのに、その街だけはひっそりとした雰囲気で穏やかに暮らすことができます。
高級住宅街よりももっと利便性の高い地域はたくさんありますが、わざわざ高い家賃を支払ってでも生活する理由は静けさを求めている方が多いから。
土日でも散歩する人がちらほらいるくらいで都心にありがちな騒々しい雰囲気は全くないです。
高級住宅街って生活に必要な最低限のお店があるくらいで商業施設やオフィスが全くありません。
だから住人以外が近寄ることはほとんどないので街の静けさが保たれているのかなと思います。
一般的には大通りに面しているほど利便性が高いということで人気ですが、高級住宅街はその逆。
地価が高い地域ほど奥まったところにあるので車の騒音なども全くしません。
都心で静けさってホントに贅沢ですよね。
警備が厳重でコミュニティの連携も強いので治安が良い
住みやすさには治安の良さは不可欠。
高級住宅街は治安が良く、犯罪があったなんてほとんど聞きません。
お金持ちが多く住む地域だけにスリや窃盗などが心配…。
でも、警察なり民間の警備会社が警備しています。
麻布なんかは大使館が多いということもあって街中が警察官だらけで、ある大使館周辺だけでも日中に30人以上が付近で警備しているくらい。
高級住宅街ってある意味、閉鎖的な雰囲気があり、他人を寄せ付けない感じがあります。
住民以外の人が歩いていたらかなり目立ちます。
もちろん、商業施設や歓楽街からは距離があるので、野蛮というかバカ騒ぎをするような人は皆無。
どこへ行くにも便利な場所にあるアクセスの良さ
高級住宅街はどこもアクセスが抜群。
どこに行くにも便利な場所に位置しています。
奥まったところにあるとは言え、地価が高い、高級である理由は、人気のエリアから近いから。
麻布からなら歩いて六本木ヒルズや東京ミッドタウン、東京タワーにも行けちゃいます。
これは他の高級住宅街でも同様です。
遊びも仕事も自宅から行きやすい距離にあります。
住民サービスが手厚い
高級住宅街はリッチな方が多い地域ということもあって、財政が良い街が多いです。
財政が良ければそれだけ住民サービスも手厚いです。
例えば、麻布を例にすれば思いつくところではこんなサービスがあります。
- 血液検査や歯科・口腔、がん検診が定期的に無料
- 出産手当や育児、介護サービスが充実している
- 図書館が充実している
- 港区内を行き来するコミュニティバスを100円で利用できる
- 街が常に清掃されていてキレイ
- 区役所のほかに、区内全域に支所が設置されている
本来だったら有料の健康診断が無料なのは財政が豊かだからできること。
住民サービスって当たり前に感じているところもありますが、住む場所によって得られるサービスは全く違ってきます。
住民サービスが手厚い街は快適。
お金持ちがたくさん！モチベーションアップで仕事のやる気がでる
高級住宅街には大きな一軒家や高級マンションが並びます。
街にはベンツやポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、センチュリーなど高級車が走ります。
こういう日常の風景を見ていると、自分も頑張らなきゃとやる気が湧いてきます。
モチベーションを高めるうえで、高級住宅街は最高の立地。
自分が麻布に暮らし始めたのも、お金持ちになることを夢見て仕事を頑張っていきたいと思ったからです。
やる気を上げる時は散歩するようにしています。
これからも高級住宅街に住み続けられるように意識を高められますね。
フィットネスジムやヨガ、病院などが多い
ここ最近は健康管理のために、ジムやヨガが人気になっているとか。
自分も麻布に引っ越した直後に24時間運営しているジムに加入して週に数回は通っています。
お金持ちの方って人一倍、健康や美容に気を配っています。
確かに芸能人じゃないかと思うくらい美人の方やイケメンが多いです。
50代、60代と思しき人でも、生き生きとしています。
それを支えているのが、ジムやヨガ、スポーツクラブ。
高級住宅街にはホントに、ジムやヨガ、それ関連のお店ばかりです。
全国に展開しているJOYFIT(ジョイフィット)というジムなんかは、麻布十番周辺だけでも4店舗もあります。
また、健康や美容という点では、病院や美容院も多いですね。
身体にお金をかけている人は多いのでスポーツクラブや病院が多いのも納得。
高級住宅街で生活するデメリット
家賃や不動産価格が高い！億ションは当たり前
高級住宅街に住む最大のデメリットが、とにかく家賃や地価が高いこと。
麻布十番に2LDKの賃貸マンションを借りるなら家賃40万円は必要。
3LDKなら60万円以上もします。
家賃の目安として手取りの3割と言われているので、家賃40万円は手取りで130万円、年収1000万円程度の人では住めません。
東京オリンピックが開催されるまでは不動産バブルが続くと言われています。
分譲マンションでももはや1億、2億は当たり前で、高級住宅街の中には5億、10億円もの超高級物件も。
不動産バブルが弾けたら高級住宅街に住めるチャンスが来ると思いきや、高級住宅街って昔からの地主や資産家が多いので多少景気が悪くなっても売りに出されることが少ないとか。
結果的に高い不動産価格のまま…。
こういう面があるからこそ高級住宅街のブランドが保たれ、様々なメリットが得られるのかなとも思います。
劣等感や格差を感じたりすることも
タワーマンションでは「階数格差」という、高層階に住む人と、低層階に住む人との間で格差があるとか…。
それはタワマンに限らず、高級住宅街でも格差はあります。
というか、街自体が格差の塊なんじゃないかなと思うところも…。
麻布は麻布十番駅周辺にある地域の総称で、正確には元麻布や南麻布、西麻布…など8つのエリアに分かれています。
同じ麻布でも地価が全く違うので、エリアによって格差があるとか…。
さらに言えば、〇丁目単位でも格差があります。
麻布で一番地価が高い「南麻布」では1丁目と5丁目とでは家賃相場が全く違いますし、街並みもガラッと変わります。
ここに1人暮らしをしている限りでは何も感じませんが、家族がいれば否が応でもコミュニティと接することになり、劣等感があったりするんでしょうかね…。
プラスな見方をすれば、それだけ自分たちが住む街にプライドを持っているということ。
意外に最寄り駅まで遠く、電車やバス利用者には生活しづらい
高級住宅街って都心でありながらも奥まったところに位置しています。
他よりも海抜が高い、丘の上にある街も多いです。
その為に、最寄り駅から結構距離があります。
高い家賃を支払っているのになんでこんなに駅まで歩かなきゃいけないんだと思う時も…。
きっと、電車やバスじゃなくて自家用車やタクシーを使う方が多いんでしょうね。
高級住宅街のメリット・デメリットのまとめ
高級住宅街の良いとこ、悪いところを見てきましたが、高級住宅街で暮らすのはおすすめです。
とにかく暮らしやすいの一言。
それは1人暮らしでも家族連れでも同じです。
高級住宅街で最大のネックである家賃の高さも、物件の条件を落とせば相場よりもかなり安く借りることができます。
こういう街って結構築年数が経ったマンションやアパートもちらほら…。
築年数30年、50年クラスになると、駅近でも相場よりも半分近く安いことも。
自分が高級住宅街で生活していてホントに良かったと感じるのは、日々の生活で高いモチベーションをキープできること。
自営なので頑張り次第では売上が上がり収入アップに繋がりますが、それは会社員でも当てはまります。
昇進や昇格に限らず、もっと成長したいと思わせてくれます。
高級住宅街は街並みが他とは全く違います。
だから、興味がある人は実際に歩いてみると良いと思います。
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