1ヵ月前に5月の投資報告記事を書いた時は1ドル128円でした。
これでもかなり円安になっていましたが、6月30日に一時ドルが137円を突破。
まさかここまでドルが高くなるとは…。
また世界情勢は1ヵ月前と状況は変わらずロシアによるウクライナへの攻撃は止まっていません。
いつになったら戦争は止むんでしょうか…。
早期解決を願うばかりです。。
6月は、ドルが高くなり、アメリカ株が大きく売られた1ヵ月でした。
一時は投資をするなら最強と言われたアメリカ株ですが、6月は下落してばかりでまだまだ下がりそうな予感です…。
6月はどのくらい稼ぐことが出来たのか?スイングトレードとバリュー投資の結果や運用方針等をご紹介していきたいと思います。
ポイント
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目次
バリュー投資とスイングトレードの投資結果
【バリュー】GoToトラベル復活でJR東日本・西日本に期待
バリュー投資の6月の投資結果は、評価損益が-290,000円。
現時点のバリュー投資のポートフォリオは次の企業です。
- 東日本鉄道(JR東日本)
- 西日本鉄道(JR西日本)
- 住友化学
- 旭化成
- 良品計画(NISA枠)
- 日本郵船(NISA枠)
今月もバリュー投資の持株には一切変化はありません。
ただ、6月は期末配当金を貰い、上記の銘柄だけでも20万円を超えたはずです。
詳しくは別途、期末配当金に関する記事でご紹介予定ですが、過去最高の配当金額でした。
6月も5月に続き評価損益はマイナスです。
ただ、連日のアメリカ株の下落に対して日本株は比較的堅調であり、バリュー株を中心に少しずつ上がっている感じがします。
現在、含み益があるのは住友化学と旭化成の2社です。
この2社だけで90万円以上の含み益です。
一方で、JR東日本・西日本を筆頭に、日本郵船や良品計画はマイナスです。
この中で日本郵船はまだ含み損は小さく、7月にはプラ転する日もあるはずです。
未だに海運系は勢いがある業種なのでほとんど心配していません。
問題なのは、JR東日本・西日本と良品計画です。
良品計画に関してはスイングトレードのページでご紹介するとして、JR東日本・西日本の両社は中々株価が上がってくれません。
去年6月半ばに直近では高値を記録しており期待していたんですが…。
GoToトラベルに代わり全国旅行支援割も7月にはスタートする模様です。
これと合わせて既に県民割というお得に旅行できるキャンペーンも始まっており、旅行ニーズが再び回復の可能性大です。
今のJRはこのようなイベントでもない限り、株価が大きく上がりそうにないので7月は株高になって欲しいところです。
ところで、7月あたりにNISAをGMOクリック証券から楽天証券へ移行する予定です。
現在、JR東日本や日本郵船、良品計画の3銘柄をNISA枠で運用していますが、まだ2022年分のNISA枠を使っていません。
このNISA枠で何を買おうか色々探していたところずっと下落しているアメリカ株が良さそうと思ったんですが、まさかのGMOクリック証券では扱っていないことが判明…。
ただし、楽天証券ではアメリカ株をNISAで運用することが可能ということで証券口座を移行することにしました。
ただ、この移行手続きが結構面倒で楽天証券でNISAを登録するにはGMOクリック証券から発行される「勘定廃止通知書」が必要であり、かつ税務署の審査もあるという流れです。
全て紙ベースのやり取りなので遅く、勘定廃止通知書を申請している段階なので楽天証券でNISAを開けるのは早くても7月半ばくらいだと思います。
今のアメリカ株は相次ぐ金利引き上げにより下落している段階です。
インフレ率を考えると更に金利を引き上げた方が良いと考える専門家も多く、アメリカ株の株安は7月も続くと予想しています。
なので7月半ばにNISAを開けてもまだ買うチャンスはあるはずです。
ところで、このバリュー投資はGMOクリック証券で運用しており、スイングトレードは楽天証券で運用期間によって使い分けています。
年間120万円まで非課税のNISAですが、今まではGMOクリック証券で運用していました。
【スイングトレード】評価損益はワースト1位!良品計画がヤバい
スイングトレードの6月末時点の投資結果は、売却損益が142,455円、評価損益が-1,664,304円。
6月末時点で保有している銘柄は次の通りです。
投資額が多き順に並べると、
以上、13銘柄です。
6月も5月に続き何とか14万円ちょっと利確することができました。
6月に利確した銘柄は、日本航空とSUMCO、NTTデータ、スノーピークの4銘柄です。
特に日本航空だけで9万円ちょっとの売却益を出すことが出来ました。
日本航空はもう少し伸びると思っていたんですが、市況が不安定だけに利益があるところで一旦利確しておこうと思い売却。
スノーピークも夏に向けて伸びしろがありそうでしたが、乱高下が激しい銘柄なので一旦利確。
SUMCOは100株だけの保有で長く持つつもりでしたが、12月決算なので6月末が権利落ち日となっていたので権利付最終日で一旦売却し、今日再び入りなおしました。
日本航空とスノーピークも株価次第では再び買いたいところです。
6月は市況の割に利確も出来ましたし、期末配当金も貰い気分的には損した気はしないんですが、気付けば評価損益が-160万円を超えてるんですよね…。
これはスイングトレードの含み損としてワースト1位です。
10万円以上の含み損を抱えている銘柄は、良品計画、ZOZO、神戸製鋼所、ZHD、住友化学、HIS、パナソニックの7銘柄です。
特に、良品計画の含み損は45万円を超えており、損益率も-30%超えです。
同様にZOZOも含み損が30万円超えで損益率も-20%と散々です…。
どちらも円安で仕入高の影響が原因かなと思います。
実際、30日に良品計画が8月の業績予想を円安と物流費増を理由に大幅に下方修正を発表しました。
一時、損益率が-30%を超えていたものの最近は回復していたので安心していたんですが、この発表で明日以降は再び含み損が拡大しそうです。
ホントならどちらか一方を損切りしたいところですが、-30万円はさすがに切れないです…。。
神戸製鋼所と住友化学が依然として残っていますが、両社とも損益率は-10%以内なので自然にプラ転すると楽観視してます。
毎月、この2社を利確することをゴールにしていただけに7月こそは…。。
良品計画と同様にHISも円安の影響で株価が上がっていないと考えられます。
旅行ニーズが増えるのはプラスですし海外旅行も少しずつ増えているものの、円安と原油高で海外旅行は普段よりも高コストとなり海外旅行が主力商品の同社にとっては大きなマイナスだと思います。
逆に、円安が持株にプラスになったかというと、正直そういう実感はゼロです。
住友化学や神戸製鋼所は海外での売上高も大きいので円安はプラスになっていると思うのですが、株価はさっぱりです…。
むしろ仕入れコストが増えていたりするかもしれませんね。。
7月の投資目標と運用方針
定期的に発表される消費者物価指数などから金利引き上げ策が現在のインフレ率に見合わないという専門家の意見があり、更なる金利引き上げの声もあります。
7月も利上げに関係のありそうなイベントが控えているので市況は荒れそうな予感です。
ホントにアメリカ株は弱くなったな…というのを実感します。
本格的に株式投資をやり始めて1,2年ですが、今までは下落が多少続いてもどこかで大きく反発し上昇…というのがアメリカ株のイメージでしたが、現在はそんな感じは全くしません。
幸い、日本株はアメリカ株ほど影響は受けていないものの、このままアメリカ株が下がり続ければ日本株が急落…なんてパターンもありそうです。
7月の目標は、住友化学と神戸製鋼所を利確しキャッシュポジションを増やすことです。
同様に、パナソニックやHISなど保有期間が6ヵ月以上持っている銘柄がちらほらあるので今後はリスクを減らす為に保有期間を短く運用していきたいです。
ホントならZOZOと良品計画を売却したいところですが、プラ転するまで半年くらいは時間がかかりそうです…。
この2社は円安が止まらない限りは難しいですかね。。
既に良品計画とZOZOにはそれぞれ150万円前後を投資しています。
出来ればこれ以上投資をしたくないのが本音ですが、良品計画の含み損を考えると自然にプラ転するのは厳しそうなのでナンピン買いをせざるを得ないでしょうね。
ただ、安値で100株程度追加しても平均取得価額は思ったほど下がらないので一部売却してポジションサイズを減らしつつナンピン買いもありかなと思っています。
評価損益は-100万円以内に抑えたいですね。
もし、住友化学や神戸製鋼所、パナソニックなどを利確することが出来ればトータルの含み損は減ってくれるはずなので何とか株価が上がって欲しいところです。
ただ、7月1日現在の評価損益は-190万円弱にまで拡大しており、1ヵ月で100万円近く含み損を減らすことが出来るかどうか…。
その一方で、今後も短期売買でリターンを狙っていくつもりです。
今年からやり始めている小さく買って反発したら利確し、急落したらナンピン買いの手法は結構うまくいっているのでコツコツ買っていきたいです。
特に今はアメリカ株の影響や円安により、割安になった株が増えているので短期で稼ぐにはチャンスかなと思っています。
ただ、7月の課題はキャッシュかなと思っています。
現時点でのスイングトレードのキャッシュは400万円弱。
良品計画を支えるには100万円程度欲しいですし、その他も含み損が大きい銘柄が多数あるのでナンピン買いの資金として200万円は確保したいです。
一方で、新規買いの資金も必要ですし、それ用のナンピン買いの資金も必要なので400万円ではカツカツです。
今のところ現金を振り込むつもりもないですし信用取引もやるつもりはないです。
住友化学と神戸製鋼所さえ売却できれば450万円くらいのキャッシュが生まれるので何とか利確したいところです。
また良品計画のように今後一部手放すケースもあるかもしれません。
今年は損切りしないつもりでしたが、ナンピン買いの効果を最大限発揮させるにはポジションサイズを小さくするのが効果的ですし結果としてキャッシュも生まれるのでちょっと考えてみます…。
最後に、バリュー投資の方でもご紹介した通りNISA口座を楽天証券へ移行中です。
完了した際にはNISAでアメリカ株を少しずつ買っていくつもりです。
まとめ
アメリカ株は今ホントに弱くなっており、インフレ率も加速しているのでリセッション入りする可能性も大いにあると思います。
そうなると日本株もタダでは済まないので新規買いやナンピン買いは慎重にやっていきたいです。
新規買いした株は長引かないように短期で利確を徹底したいです。
また、急な円安により物価高が続いており日本も大幅な利上げをする可能性もあると思うので今まであまり関心を寄せてこなかった為替や金利情報も逐一仕入ながら運用していきたいところです。