8月はとにかく大変でした…。
後悔や反省ばかりの1ヵ月だったように思います。
8月はどのくらい稼ぐことが出来たのか?始めて3ヵ月のスイングトレードと1年以上運用中のバリュー投資の結果をご紹介していきたいと思います。
ポイント
投資初心者におすすめ!
目次
新型コロナ感染者数は過去最多を更新。株価への影響大
2020東京オリンピックが終わり、現在は東京パラリンピックが開催されています。
この間に日経平均株価はあまり増減はしていません。
ただ、半年間で見てみると日経平均株価は2,000円近く下がっており、下落トレンド気味です。
その一方でアメリカ株は大きく上昇。S&PやNASDAQは最高値を更新しており、日本株だけ遅れをとっている感じです。
日本の市況が悪化している理由としては新型コロナ感染者数の増加が大きいと思います。
8月に入ってから感染者数は急増し後半には東京都だけで感染者数が5,000人を突破。
日本全体でも感染者数は急増し、新規感染者数は世界で4位らしいです。
そんな状況なので緊急事態宣言エリアは拡大。
当初は9月12日までの予定でしたが、延長される模様です。
こう何度もやっていると何が緊急なのかさっぱり。
個人的には思い切って東京や大阪、神奈川など主要エリアに限ってロックダウンをした方がいいのでは…と思っています。
感染者数が大きく減ってくれないでもしない限り、市況が大きく上昇するのは難しいでしょうね。
約半年前に記録した日経平均株価3万円台に戻る日は来るんでしょうか…。
バリュー投資とスイングトレード
【バリュー】INPEXとJR東日本・西日本3社で-90万円の評価損
バリュー投資の8月末時点の投資結果は、含み益が666,300円。
現時点のバリュー投資のポートフォリオは次の企業です。
- INPEX←4月から国際石油開発帝石から社名変更
- 東日本鉄道(JR東日本)
- 西日本鉄道(JR西日本)
- 住友化学
- 旭化成
- 良品計画(NISA枠)
- 双日
2ヵ月前から銘柄・保有数ともに変化はありません。
ただ、含み益が10万円ちょっと減少。
2ヵ月前からのバリュー投資の方針である、年初来高値で売却できる株は売り、NISA枠や含み損の株は保有というスタンスは今も変わっていません。
ここで売却した資金をスイングトレードに回し、一部をアメリカ株などの買付資金にしたいなと思っています。
でも、先月から株価は下落し売却どころではありません。
2021年も残り4ヵ月…全ての銘柄とは言いませんが、年初来最高値で売れる株は出てくるんでしょうか…。
最高値じゃなくてもそこそこの価格で売りたいところです。
保有銘柄の中で現時点で含み損なのはいつもの3社。
INPEXとJR東日本・西日本でトータル90万円のマイナスです。
保有して1年以上経つのにいまだに含み損を抱えているとは…。。
ところで2021年分のNISA枠はまだ使っていません。
2020年はJR東日本と良品計画を買いましたが、今年の分はまだです。
売却益・配当金に課税されないメリットは大きいのでバリューに限らず、短期売買でもいいので大きなリターンになりそうな株を買いたいところです。
ちょっと興味があるのは今バブリーな海運系なんですよね…。
配当利回りも良いので長期で持っても短期でもNISAの恩恵を受けることが出来るかなと。
【スイングトレード】SUMCOで30万円も損切りし一時は-100万円の評価損
スイングトレードの8月末時点の投資結果は、売却損益が-152,079円、評価損益が-309,462円です。
8月末時点で保有している銘柄は次の通りです。
投資額が大きい順に、
5月から本格的にスイングトレードを始めて初の売却損となってしまいました…。
8月は市況が悪かったのでプラスで売却した株が少なかった上に、後半にSUMCOを1100株中、700株を2日間にかけて売却しトータル-32万円の損切りとなりました。
1銘柄で30万円以上も損切りしたのは初です。
そもそも、SUMCOは半導体の元となるシリコンウエハーで世界シェア上位の半導体部品メーカーですが、7月から買い始めていました。
これまでSUMCOでおいしい思いを何度もしてきたので今回は大きく賭けようと思い、安くなれば次々にナンピン買いした結果、280万円以上も投資ということに。
多少の下落なら保有し続けていたのですが、8月月初の半期決算をきっかけに株価が急落。
確か10%近く下落したと思います。
でも、決算内容は決して悪い数値ではなく、前年同月比よりちょっと減益という結果だったので翌日以降に反発するかなと期待していたのですが、そこから毎日下落していく一方…。
売却したのが8月23日、25日ですが、この時の損益率が-20%弱でチャート的には更に下落しそうな勢いでした。
日経平均が下落している上に、この時は半導体業界全体が弱かった状態でした。
投資額が100万円程度であれば損益率が-20%でもナンピン買いしつつプラ転するのを待つことが出来ましたが、既に280万円も投資をしていて平均取得価額を大きく下げるには追加で150万円~200万円程度は必要そうでした。
さすがに、SUMCO1社に500万円近くを投資するのはリスクが高すぎでしたし、自然に回復しなさそうだったので色々なシミュレーションをしながら検討した結果、2/3を損切りしてその資金でナンピン買いするということに。
ですが、売却した日をきっかけにSUMCOの株価は上昇。
現時点で損益率は-10%台まで回復しました。
どうやら底で売ってしまったようです…。
このSUMCOの教訓として、投資額が大きい銘柄は損切りの決断を早めにすること。
7月から保有していて何回か大きな下落があり損切りするタイミングはいくつもあったんですが、どうしても損失を出したくなくて後手に回ってしまいました。。
また、SUMCO以外の銘柄にも言えることですが、反発狙いは避けること。
現時点でスイングトレードの保有数は12銘柄ですが、8月半ば時点では14銘柄も保有していました。
8月前半には5~6銘柄の保有だったのですが、8月13日に500万円分7~9銘柄を新規買いしました。
この日はSQ日という先物やオプション取引の精算日でアドマリー的には下落するケースが多く、実際に日経平均株価は下落。
翌週以降は大きく反発すると考えてここ数日で大きく下落した銘柄を中心に選び、500万円を投資。
ですが、日経平均株価は翌週以降も下落し続け、保有株の多くが含み損の状態となっています。
月末の数日間は市況が好調だったこともあり、スイングトレードの評価損益は-30万円まで回復しましたが、一時は-100万円弱となっていました。
この数日間でやっと2,3銘柄をプラスで売却できるようになりましたが、それでも多くは株価は戻らずマイナスです。
ちなみに、スイングトレードの投資額は1000万円弱で買付可能額は630万円ちょっとです。
保有数の割に投資額が小さいのは100万円未満の株が多かったのと、ナンピン買いを意識して資金を確保していたからです。
9月の目標と運用方針
先月掲げていた8月の目標は、スイングトレードの含み損を解消して40万円以上の売却益を得ることでした。
でも、結果はご覧の通り惨憺たる結果です。
8月の投資結果を踏まえて、9月の目標はスイングトレードの含み損を20万円以内に抑えつつ40万円以上の売却益を出すこと。
9月こそは大きな含み損を解消したいところですがSUMCOはまだ-10%ですし、その他もプラ転するまでにはしばらく時間がかかりそうな銘柄ばかりです。
時間軸が長いやり方なので多少の含み損は大きなリターンを得るために仕方がないとしても含み損は20万円以内に抑えたいですね。
そして、売却益はやっぱり30万円は欲しいところです。
保有銘柄も含めるとスイングトレードだけで運用資産は1600万円にもなるのでそこまで高いハードルではないかなと。
実際、6月は運用資産が1100万円でも売却益30万円クリアすることが出来ましたし、市況が多少悪くてもコツコツ稼ぐ方法は必ずあるはずです。
売却益が30万円にプラス10万円としたのは、8月に保有していたルネサスエレクトロニクスを9月1日に売却し7万円を利確することができ、その他も先月分の利確でトータル10万円は超えそうなので9月は合計で40万円の売却益としました。
8月はチャート分析を怠り、何となく投資をしていた感があります。
9月はもう少し戦略的に運用していきたいです。
とりあえず、SUMCOに関しては上昇トレンドな気配なので今のまま保有するつもりです。
今の株価が2323円ですが、もし平均取得価額(2602円)を600円以上下回ることがあればナンピン買いしようかなと思います。
その他の銘柄について基本的に損切りせずにプラ転するまでじっくり待つつもりです。
若干怪しいのがイオンフィナンシャルで投資額は70万円とそれほど大きくないですが損益率は-7.42%であり、ナンピン買いしてまで支えるほどの思い入れはないので更に含み損が拡大するような事態になれば損切りするかもしれません。
一方で、ENEOSは-6.81%で110万円投資していますが、同社への期待は高いのでこれ以上下落した場合にはナンピン買いも考えています。
とにかく、スイングトレードで12銘柄の保有は多すぎるのでまずは半分程度までポジションを縮小したいです。
同時並行で新規買いの為のチャート分析などをしつつ、上昇トレンドでも落ち目のタイミングでエントリーをしてみたいと思っています。
反発狙いの為に下落トレンドにあるような株には手を出さないように気を付けます。
9月にエントリーする際に気を付けたいのが、第2週金曜日のメジャーSQと月末の権利確定日のタイミングです。
先物やオプション取引の精算日であるSQは毎月1回ありますが、中でも大きな動きがあるのが4半期に1回訪れる3、6、9、12月のメジャーSQ日です。
この週の株価は変動が激しいと言われているのでエントリーする時には8月の時のように1日で500万円も投資するのではなく、エントリーするタイミングを複数に分散させるつもりです。
また、9月末には3月決算企業が行う中間配当金の権利確定日があります。
権利確定日に株主として登録できれば中間配当金を得られるので月の後半から月末にかけて株価が上がるものと推察しています。
そして、権利落ち日には短期売買を中心に売り先行で株価が落ちやすい傾向にあります。
9月は株価が変動しそうなタイミングが2つあると思うので1,2週間ないし1カ月後を予測しながら安くなったタイミングで新規買いをし高くなったら売却して目標を達成できればなと思っています。
まとめ
8月は含み損が拡大し、売却損となってしまって散々な月でした。
底で損切りをしてしまったSUMCOについて未だにあと1,2日待たなかったんだ…と後悔の毎日ですが、損切りした30万円の事はなるべく忘れるようにしたいと思います。
損切りとしては大きな金額でしたが、投資をする上で損切りは避けられないですし、儲けるためのコストとして考えることが出来ます。
今まで損切りを避けてきましたが、スイングトレードで生計を立てていくなら損切りの決断は早めに行わないといけないかなと思っています。
そして、損切りしたら損失のことをくよくよ考えず次の投資先について考えるのみです。
8月は反省点が多かったので9月はこの経験を活かして目標を達成していきたいです。