港区の麻布に住み始めて1年半ちょっと。
刺激が多くモチベーションアップできる街で気に入っています。
でも、賃貸マンションの家賃は高いです。
浦安から麻布に引っ越して部屋の大きさは同じなのに家賃は倍以上…。
年収は平均より下回っているけれど港区で生活をしたい!という人も多いはず。
年収500万円で一人暮らしをすることができるか検証してみました。
ポイント
目次
港区の平均年収は1100万円以上!日本一お金持ちが多い街
港区の平均年収は全国平均よりも700万円以上も高い!
東京都港区は日本の中でも、平均所得・年収が一番高い市区町村です。
総務省が発表した統計資料によると、2018年の港区の平均年収は、1126万円です。
この平均年収がどのくらい高いかというと、全国の平均年収が420万円なので、港区は3倍近い年収を持つ人が多い街ということになります。
これは日本全体はもとより、東京都内でも圧倒的に高く、年収ランキングで8位にある新宿区(543万円)よりも700万円近く年収が高いです。
千葉県の浦安市に住んでいましたが、プリウスのような一般車が港区ではベンツにBMW、ポルシェ、アウディという感じで外車ばかりです。
近くのマンションの駐車場には、ベンツにポルシェ、BMW、テスラ…外車しかありません。
もちろん、年収が高いと思うのは車だけでなく、フラッと街歩く人たちがオシャレ。
スーパーの買い物でも全身ブランドものを着飾っている方たちもたくさんいます…。
港区内でも年収格差が!麻布、赤坂、青山、六本木は別格エリア
港区は都内でも結構大きな地域です。
港区は、大きく5つの地区によって別れています。
- 芝地区:愛宕、芝公園、新橋、三田など
- 麻布地区:元麻布、南麻布、六本木など
- 赤坂地区:赤坂、青山など
- 高輪地区:白金、高輪、三田など
- 芝浦港南地区:港南、芝浦、台場など
それぞれの地区の代表的な地域を並べてみました。
この5つの地域の中でも、高所得者が多く、家賃が高いのが、麻布地区、赤坂地区です。
港区でも高級住宅街として、麻布、赤坂、青山の頭文字の「A」をとった3Aは別格です。
それぞれの地区ごとの平均年収のデータはありませんが、家賃から考えれば麻布、赤坂、青山、六本木、白金などは平均年収は1300万円以上、もしかしたら1500万円以上かもしれません。
港区でも年収500万円で生活することは可能!
港区の平均年収を考えると600万円以上も低いということになりますが、年収500万円でも港区で1人暮らしをするのは可能です。
年収500万円は税金を差し引いた手取りは400万円弱
年収500万円を上場企業にあてはめて月収に表すとこんな感じになると思います。
- 月収:30万円
- ボーナス:夏2ヵ月(60万円)・冬2ヵ月(60万円)
ちなみに、年収500万円というのは額面を想定しています。
所得税や住民税、社会保険を差し引いた手取りは、(この所得なら)8割くらいになるので、年収500万円なら手取りは400万円弱になります。
当然ながら家賃は毎月支払いをすることになります。
支払の原資としてボーナスをあてにするわけにはいかないので、毎月の給料から生活費を捻出することを考えなければなりません。
家賃の他にも、食費や交際費、通信費、保険料、光熱費がかかってきます。
港区内の1人暮らし向き賃貸マンションの家賃は12万円前後
生活するにあたって最優先に考えなきゃいけないのが、賃貸マンション・アパートの家賃です。
港区は平均年収が高いとともに、家賃もホント高いです。
例えば、自分が最寄り駅に使う麻布十番駅の1K・1Rタイプの家賃相場は12.91万円です。
港区内では比較的家賃が安いと言われる白金高輪駅でも12万円もします。
この家賃相場はあくまで平均になるので、相場よりも安い物件はありますが、そもそも地価が高すぎるので明らかに安い穴場物件というのはほとんどありません。
年収500万円、毎月の手取りならざっくり25万円程度。
一般的に家賃の目安とされるのが、家賃は手取りの3分の1くらいです。
通常であれば手取り25万円の場合には、家賃は7.5万円程度が望ましいということになります。
港区内でも東京湾沿いの芝浦港南地区は家賃が安いですが、普通の暮らしができる賃貸で家賃8万円弱という物件はほとんどないんじゃないでしょうか。
仮にその家賃に近い物件があったとしても最寄り駅からは遠い上に、周辺には何もない…なんて感じだと思います。
やっぱり、港区内でそれなりの物件で生活を考えるなら、家賃は最低でも10万円は考えた方が良いと思います。
浅草線の高輪台駅や泉岳寺駅など芝浦港南地区は比較的家賃は安いです。
少しでも家賃の出費を抑えるなら、礼金ゼロの物件を探すべきです。
礼金がかかる物件だと家賃1~2ヵ月分がかかる上に、敷金と違って退去しても返金はされないのでなるべく礼金なしを探したいところです。
また、最初からインターネットが無料の物件もあるとうれしいです。
自分で契約すれば光回線は毎月4,000円~5,000円程度かかる上に、回線工事で引っ越し直後にインターネットが使えないなどの不都合もあるので、ネットがタダの物件であれば実質家賃を抑えることができるはずです。
手取り25万円に家賃が10万円前後はちょっと支出が多いかもしれませんが、出せない金額ではないのかなと思います。
港区内にはダイエーやイオン、100均は意外に充実。自炊で節約
一般的にスーパーの成城石井はお値段が高いと言われています。
成城石井はまだまだ安い方で、ナショナル麻布やナニワヤ、日進ワールドデリカテッセンなど高級スーパーが豊富です。
どれだけお値段が高いかというと、お惣菜コーナーによくある298円くらいで売っている肉豆腐ですが、同じサイズで値段がなんと1,680円!
浦安から引っ越してきてスーパーを覗いた時には、お惣菜の高さにびっくりしましたね…。
でも、安心してください。
港区のそれぞれの地域には、庶民の味方であるダイエーやイオンが結構多いです。
麻布にもこの2つのお店はあり、お値段は他地域と同じですし、お惣菜なんかは半額セールがやっていたりします。
また、ダイソーやキャン・ドゥなどの100均も多いです。
大手チェーン店のドラッグストアも多いですし、生活必需品は手軽に手に入ります。
ダイエーやイオンなどのスーパーでお惣菜や食材を買って自炊をすれば食費は他の地域と変わりません。
家賃の負担が少なくないので、外食は極力避けて自炊を心掛けながら節約をすれば、年収500万円でも港区で生活することはできますし、さらに貯金だって可能なはずです。
年収500万円でも港区で一人暮らしをすることは可能
都内でも家賃が最も高い、港区でも年収500万円で賃貸に住みながら生活することはできます。
でも、上述のシミュレーションから港区で一人暮らしができるかもしれないけど、見積もりがちょっと甘くない…?という風に思う方もいるかもしれません。
自分の収入はもうちょっと高いですし、家賃ももう少し上ですが、家賃に食費、光熱費、通信費などを入れても月に30万円もかかっていません。
食事は彼女とデートする週末以外はダイエーやネットスーパーのイトーヨーカドーで買った食材で自炊をしていますし、趣味の読書ももっぱら図書館で借りるだけです。
1日2袋は開けているクリーム玄米ブラン(カスタード味)は1袋20円安いのを求めてランニングの最中に大量に買い付けてます。
もし自分が家賃10万円前後であれば月収25万円でも貯金しつつ十分に暮らせる自信があります。
光回線は引っ越し前に申し込みがおすすめ
キャッシュバック&コスパが良い、ソフトバンク光がおすすめ
引越しと同時に考える必要があるのが、光回線です。
電気やガスはすぐに対応してくれますが、光回線を利用するには回線工事が必須な為に引越し直後からインターネットを使うには引越し前から準備が必要です。
回線工事には数週間から数ヶ月も時間がかかる場合があります。
光回線でおすすめのプロバイダが私も利用中のソフトバンク光(Softbank光)です。
ソフトバンク光は月額料金が安く、キャッシュバックが充実しているのが魅力です。
一般のキャッシュバックの他に、回線工事費も実質無料ですし、他社の解約金も最大42,000円までソフトバンクが負担してくれます。
各プロバイダにはソフトバンクやドコモ、auなどのスマホ割があります。
ただ、このスマホ割は有料オプション加入など何かしらの条件があるのでスマホ割はおまけ程度に考えておいた方が良いです。
実際、スマホはUQモバイルを使っているのでスマホ割を受けていませんが、ソフトバンク光を使っています。