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業界・職種未経験で外資系投資銀行に転職
現在、障害者雇用として外資系投資銀行で働いています。
投資銀行で働くのは大学院時代からの夢であり、職場の雰囲気も良く、給与は抜群に良いので大満足です。
障害者雇用として少し特殊な働き方をしているわけですが、こういう形での転職は今回が初めてです。
これまで転職を2回しましたが、どれも病気が分かる前だったので一般転職です。
また、投資銀行で働くことも人生初ですし、管理部門のある職種も初めてで、どれも未経験での転職でした。
おまけにアラフォーでの転職だったのでダメ元で就活してみたところ、外資系投資銀行の複数の会社でも書類選考通過することができ、面接まで進むことができました。
ちなみに、大手企業に転職しても障害者雇用の場合は名ばかりで給与は低いケースが多いです。
でも、自分の場合には毎月ボーナスのような金額を貰っているので、さすが外資系投資銀行という感じです。
大成功した障害者転職ですが、決して自分がハイスペックだったからではなく、転職してみて分かったのは、ハイキャリア転職は意外に多くの人に当てはまるということ。
障害者採用で企業が重視するのはチームに貢献すること
チームに貢献するというのは、周囲の協力を得ながらも負担にならずにアウトプットを出すこと。
つまり、お荷物にならず、成果を出すということです。
障害者雇用で働く場合には何かしらの障害を持っているので、何かしらの合理的配慮を得ながら働くことになりますが、サポート以上にチームに貢献する能力を持った人が障害者転職では有利になると思っています。
バックオフィスや管理部門で働くなら、資格やスキルを持っていなくてもハイキャリア転職が可能だと思っています。
もちろん、資格や特別なバックグラウンドがあると選考に大きなプラスです。
ただ企業側はそこまでハイスペックを求めていなく、資格なら簿記2級程度、英語ならTOEIC600点以上で十分だと考えています。
スキルセットという点で言えば、一般事務が行えるようにPCスキル、特にエクセルでVlookupやPivotを使えるレベルになるとかなり有利です。
このエクセルスキルは1時間もかけず習得可能なので勉強してみてください。
あと、周囲と協調しながら仕事が行えるようにコミュニケーション能力は大事です。
ありきたりですが、特異なこととしてアピールしても良いと思います。
外資系企業にはTOEIC600点とやる気で十分
外資系投資銀行のバックオフィスは一般的にTOEICでは最低900点以上必要とされています。
実際、チームのメンバーは帰国子女が多く英語はペラペラです。
でも、自分の英語力は英会話力ゼロでTOEIC740点。
選考では英語面接を何回かしましたし、他の投資銀行でも英語面接が必須でした。
普通に考えれば英語レベルは満たないんですが、障害者雇用の場合にはTOEIC600点と英語学習のやる気さえあれば良いと思います。
TOEIC600点って三井物産や丸紅、トヨタ自動車の昇格・昇進の基準ですし、キヤノンでは海外赴任で使われています。
ちなみに、TOEIC730点は三菱商事や三井物産などの総合商社の海外赴任の目安とされています。
外資系のIBMの係長の昇格でも使われる基準です。
つまり、TOEIC600点もあれば十分、可能ならTOEIC730点以上もあれば、書面上で英語で不利に扱われることはないと思います。
ただ、外資系企業、特に職場で英語を使う場合には英語面接が行われます。
一般的に、TOEICだけの勉強なら900点でも英会話に困ると言われているので、TOEIC600点では結構大変だと思います。
実際、英語面接の内容のほとんどを理解できませんでした。
その反省も込めて、上記の記事で対策を載せているのでよかったらご覧ください。
そして、TOEICのスコアや英語面接の内容よりも、重要なのは英語を勉強するやる気です。
英語が分からなくても嫌とストレスに感じず、英語を使って仕事がしたい、英語の勉強を引き続き頑張っていきたいことをアピールすると良いと思います。
まとめ|ハイキャリア転職には事務スキルと英語のやる気
ハイキャリア転職に成功するには、チームに貢献できるような事務スキルと英語の高いモチベーションです。
思ったほどハイスペックは求められていないです。
ただ、難しいのはこれを履歴書や職務経歴書、Resumeに反映させること。
ハイキャリア転職支援として、カウンセリングサービスを作ったので良かったらご検討ください。
このサイトは私が運営する法人の公式ホームページです。
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