ジョブ型雇用で特定の職種でのキャリアが重視される中、障がい者転職の求人に多いのがオープンポジション。
人事や経理などの事務系の職種を含んだ求人の募集です。
選考が進むまではどんな部門でどんな仕事内容するのか未知ですが、障がい者転職を有利に進めていく上ではオープンポジションは避けられない求人だと思っています。
経理や人事など事務系のオープンポジションが多い
障がい者枠で転職活動をやって3ヵ月。
様々な企業の求人を見てきました。
文系・理系を問わず、最も多い求人がオープンポジションと実感。
事務もこれに該当すると思っています。
中途採用でも一般転職なら仕事内容ごとに様々な求人を見かけますが、障がい者転職での求人の種類は本当に少ないです。
一つの企業に複数の職種を募集しているところは稀です。
基本的に障がい者転職の場合には1社に1つの求人というケースが大半です。
それがオープンポジション。
オープンポジションは応募する段階では職種は分からず、面接を通して職種が特定されていく求人です。
オープンポジションには経理や人事、総務、法務などの事務系以外にもITやコンサルタントなど幅広い職種を用意している企業もあります。
新卒とは違い、仕事内容が前提の転職ではどこに配属されるのか謎なのがオープンポジションの特徴です。
応募時では分からないオープンポジション
選考段階になってみないと配属先も仕事内容も分からないのがオープンポジション。
前職の経験を活かしたい人や明確なキャリア形成を持っている人にとっては抵抗を感じる求人かもしれません。
オープンポジションは基本的に選考の段階で具体的な内容が判明します。
最も多いケースが1次面接が人事であり、2次面接が配属予定先の部門担当者との面接です。
人事との面接でやりたい仕事や経歴などのヒアリングをもとに配属予定先が決まります。
ただ、企業の中には選考が進んでいかないと分からない場合や入社してみるまで配属先が未定という求人もあります。
こういうケースは外資系企業やベンチャーなど規模が小さい場合に見られる気がします。
複数の配属先候補がある中で本人の希望などから決める場合もあれば、1次面接の段階で既に配属予定先が決まっている場合もあります。
後者の場合、やりたい仕事を回答する時に特定の仕事に限定しすぎると、選考が難しくなる場合があるので広めに回答しておくことが良いです。
未経験でもトライする気合があると伝えておくとグッドだと思います。
自分の場合、現在の会社経営を含めて様々な仕事をやってきたのでオープンポジションの場合に企業から打診される部門が様々でした。
一番多かったのは経理財務です。
会社員時代にちらほら経験がありましたし、現在も自分で決算しているのもあると思います。
積極的にオープンポジションに応募がおすすめ
未確定要素が強いオープンポジションですが、どんな人でも選択肢を広げる意味で積極的に応募するべきだと思っています。
理由はオープンポジションの求人が圧倒的に多いからです。
上述した通り、規模が小さいからなのか外資系企業はオープンポジションでの募集が多く、大手の金融やコンサル、ITなどはオープンポジションでの求人がほとんどです。
もちろん日系も同様です。
オープンポジションを避けてしまうと選択肢を大きく狭めてしまいます。
企業によっては特定の職種とオープンポジションの求人を同時に募集している場合があります。
迷うところですが、自分は選択肢を広げるためにオープンポジションの方を選んでいます。
また、未知の分野にトライできる面白さもあると思います。
打診された職種には未経験の職種がちらほらありました。
自分の場合は直近の会社員の経験からだいぶ時間が経っており、何をやっても未経験だと思っているので興味関心がありそうな仕事は前向きに考えるようにしています。
オープンポジションとは言え、大半の企業では人事や経理、総務などの職種が多いです。
経理財務と人事は圧倒的だと思います。
オープンポジションにエントリーする人の中でも経理や人事の経験を持っている人は有利に働くと思います。
簿記などの資格を持っている人も同様です。
自分がオープンポジションで大手の選考に進めたのも会社員時代の経理の経験を持っていたのが大きかったと思います。
逆に、現職のアフィリエイトの経験はほとんどカウントされていない気がします…。
法人経営はプラスどころか組織に馴染みにくいのでは?ということでマイナスの可能性すらありそうです。。
まとめ|オープンポジションにトライすべし
選考が進むまで仕事内容が分からないオープンポジションですが、障がい者転職の求人としては圧倒的に多いです。
オープンポジションを避けていたら、ほとんどの企業にエントリーできなくなってしまうほどです。
応募時に職種が分からないのはまどろっこしいかもしれませんが、選択肢を広げるためにも積極的に応募するべきだと個人的には思っています。
最初に面接をする人事が適当な部門を見つけてくれます。