日曜の宅地建物取引士の試験を受験しなかった
昨日の10月18日の日曜日、全国で「宅地建物取引士」、いわゆる「宅建」の試験が実施されていました。
新型コロナウイルスの影響で十分な試験会場を確保できないなどの問題はあったものの、試験自体は予定通りに行われています。
当初は、その宅建の試験を受験する予定で申し込みをしていましたが、受験を見合わせました。
もちろん、申し込み期限日内に手続きをし受験料7,000円を支払い、手元には受験票があるので受験する資格は持っていました。
でも、試験を受けませんでした。というよりも、宅建の勉強を途中で辞めてしまっていました。
そもそも、なぜ宅建に興味を持ったかというと、今の仕事がダメになった時に保険として役に立つかなと考えたから。
今の仕事は新型コロナウイルスの影響を直撃していて前年同月比で5割以上も売上が下がっています。
この時はもはやアフィリエイトという仕事をこの先ずっと続けられる仕事だとは思えなかったんですよね。
再就職する時の保険として使うなら業務上必須の資格が良さそうだなと思い、難易度や興味などから宅建をチョイスしました。
そして、試験まで3ヵ月ちょっとの7月半ばから宅建の勉強をスタート。
10年ぶりくらいの試験勉強で最初は悪戦苦闘していたんですが、不動産には興味があったので勉強は結構面白かったです。
それから1ヵ月くらい勉強をしていたんですが8月過ぎになって勉強をストップすることに…。理由は、病気が発覚したから。
8月にADHD(注意欠陥多動性障害)であることが発覚
宅建の試験勉強の前後でメンタルクリニックを受診していました。
理由は、ADHDではないかと疑っていたから。
ADHDは、多動性や衝動性、あるいは不注意を症状とする発達障害のことを言います。
そして様々な問診やテストを受けた結果、予想通りADHDであることが発覚。
IQテストも受けたところ、ワーキングメモリーというのが想像以上に低く、長い時間記憶することができないということも分かりました。
ずっと前からなんでこんなに集中力が続かないんだろう…と不思議に思っていましたが、まさか記憶力も悪いとは…。
5年くらい前に会社員を退職して今の仕事を始めてから今回のように売上が悪かったり仕事時間が長いなどの面もあるものの、自分の好きなように働くスタイルはピッタリしていました。
だから、薄々ですが会社員として働くことはもう出来ないと感じていました。
確定的に診断が下りたのはADHDでしたが、自閉症スペクトラム、いわゆる「アスペルガー症候群」もグレイに近いという診断でした。
この結果を受けて今後の働き方や生き方を考えると、やっぱり会社員として働くことは出来ないな…と強く実感。
宅建の主な活用方法としては、駅前にある不動産会社で働くことですが、発達障害や自分の性格を考えたら宅建を生かす場はないな…と思って試験勉強を諦めることになりました。
再就職できることを考えるのではなく、今の働き方を維持できる方法をもっと探った方が自分に向いていると思ったんですよね。
再び、プログラミングの勉強を再開
ADHDという診断が下りたことで自分の性格や苦手なことを再認識できたことは良かったと思っています。
とは言え、今の仕事の売上が大きく下がっている現状は変わらず、将来のことを考えたら大きな不安が残ります。
あれこれ考えた結果、Pythonというプログラミングの勉強することにしました。
実は、Pythonの勉強は今回が2回目。
1回目の勉強は2018年1月くらいから始めていたんですが、その数ヶ月後に甲状腺癌が発覚。勉強どころではなかったのでその時に辞めていたんですよね。
宅建の勉強を辞めてプログラミングの勉強を再開してから2ヵ月くらい経ちますが、今も諦めずに勉強を継続しています。
今の仕事を発展させる、あるいは新しいビジネスを作るという点ではプログラミングが最適だと思っています。
また、プログラミングの勉強を始めてみて小さな利益よりも大きな利益を狙うようなマインドにしないといけないと再認識。
それこそ宅建を選んだ理由は仕事がダメになった時の保険としてですが、目先の利益を心配するよりももっと大きなリターンやチャンスを掴まないといけないな〜と感じたんですよね。
売上が激減して10月はここ数年でワースト記録になりそうですが、多少の貯蓄はありますし奥さんも応援してくれているのでビッグになろうという思いを忘れずに仕事に邁進していこうと思っています。