2020年3月に楽天モバイルの基本プランである「Rakuten UN-LIMIT」がプラン料金1年間無料というお申込みキャンペーンを発表しました。
ドコモやソフトバンク、auの3強に新たに参戦した楽天モバイルですが、プラチナバンドという電波が届きやすい周波数がない為に「繋がるの?」という疑問がユーザーの中にありました。
それを払しょくするべく1年間無料で楽天モバイルをお試しできるというプランでした。
この1年間無料のキャンペーンが2020年3月3日~2021年4月7日から1年間なのでそろそろ1年を迎える人も少なくないはずです。
自分が使っている楽天モバイルもそろそろ期限を迎えるのですが、1年間無料キャンペーン終了後の料金体系が気になったのでカスタマーサポートに問い合わせて調べてみました。
「Rakuten UN-LIMIT」の1年間無料キャンペーン終了後の料金体系と解約するべきかどうかご紹介して行きたいと思います。
ポイント

目次
UN-LIMIT1年間無料後も1GBまでなら無料
現在の楽天モバイルの料金プランはとってもシンプルで、「Rakuten UN-LIMIT VI」のみです。
このプランをベースにデータ利用量ごとに月額0円~2,980円(税込3,278円)になります。
これに通話かけ放題などのオプションの有無で料金が決まる仕組みです。
既に、「Rakuten UN-LIMIT」の1年間無料キャンペーンが終わった今も、データ通信が1GBまでなら月額0円で使用することが出来ます。
自分はメインにUQモバイルを使い、楽天モバイルをサブ機として使っています。
具体的には、2つ目の電話番号保有とRakuten Linkを使った無料電話の機能を利用していますが、この使い方なら1年間無料キャンペーン後も無料ということになります。
おそらく、このような使い方をしている方がほとんどだと思います。
一応、念のために1年間無料後の料金体系についてカスタマーサポートに確認してみました。
お問い合わせいただきありがとうございます。
アドバイザーの〇〇と申します。
1年間プラン料金無料キャンペーン適用終了後はデータ使用量に応じて料金が発生いたします。
データ使用量別のプラン料金は以下の通りでございます。
【1回線目】
0GB~1GB:無料(0円)
1GB超過後~3GB:980円/月(税込1,078円)
3GB超過後~20GB;1,980円/月(税込2,178円)
20GB超過後~無制限:2,980円/月(税込3,278円)
【2回線目以降】
0GB超過後~3GB:980円/月 (税込1,078円)
3GB超過後~20GB;1,980円/月(税込2,178円)
20GB超過後~無制限: 2,980円/月(税込3,278円)
詳しくは下記URLをご参照くださいませ。
●料金プラン詳細
https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/un-limit/?l-id=gnavi_fee_un-limit#price
という回答でした。
つまり、1回線でデータ通信を1GB未満の使用であれば無料で使うことができるということになります。
期間終了後に解約するべきかどうかですが、電話番号を無料で保有することが出来るのは大きなメリットですし、引き続きRakuten Linkを使えば通話料もゼロ円で済むので今すぐ解約しなくても良いのでは無いかなと思います。
自分が使っている楽天モバイルの1年間無料は2月28日に終了しますが、タダで使うことができるのでサブ機として使い続けます。
注意
楽天モバイルを1年間使った感想
楽天モバイルを1年間使ってみた感想として、メインで使うには心配ということです。
やはり電波がプラチナバンドではないからなのか、通信エリアは制限されていますし、通信品質も他社よりも劣る気がします。
格安SIM並みに月額料金が安いとは言え、安心して通話・通信できるにはまだ時間がかかるのかなと思います。
メインで使うことはありませんが、サブ機として使う分には楽天モバイルは大満足です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、楽天モバイルはSIMタイプをeSIMにし、デュアルSIMにすることで最大限のメリットを引き出すことが出来ます。
楽天モバイルはSIMタイプとして、(1)SIMカード、と(2)eSIM、の2種類から選ぶことが出来ますが、デュアルSIM対応のスマホならeSIMにすることで物理的にSIMカードを交換せずに同時に2つの通信会社を利用することが可能になります。
とりあえず、1年間無料だから申し込んだものの物理的に交換が面倒…という人も、デュアルSIMにすることで満足度が一気に上昇するはずです。
デュアルSIMにすれば1つのスマホで2つの電話番号を保有することができ、用途によって番号を使い分けることが出来ます。
また、Rakuten Linkを使えば一般電話でも無料で通話することが可能です。
自分の場合はUQモバイルで1ヵ月60分通話無料のオプションに加入しているので、通話時間が長くなりそうな場合は楽天モバイルを使って電話していました。
場所によってはUQモバイルよりも電波が良いところもありますし、多少ノイズが混じることはあるものの問題なく電話は出来ます。
楽天モバイルはタダで利用できるならサブ機として使うには大満足です。
無料期限の確認方法と解約方法・解除料について
1年間無料期限の確認方法はmy楽天モバイル
そもそも、「Rakuten UN-LIMIT」を使っているけれど1年間無料の期限がいつまでなのか分からない人も少なくないはずです。
1年間無料の期限はmy楽天モバイルのトップページから確認できます。
1年間無料キャンペーン終了まで残り2週間を切りましたが、楽天モバイルから期限終了のお知らせなどのメールは現時点で届いていません。
データ通信を1GB未満で使用している人は良いですが、本来なら有料になっている方は注意が必要そうです。
my楽天モバイルページは下記です。
https://portal.mobile.rakuten.co.jp/dashboard#home
上記からログインすればmy楽天モバイルを見ることが出来ます。
縛りなしで契約解除料もゼロ円で解約が可能
一部の楽天モバイルユーザーの中には、本来なら有料なので1年間無料期間終了後に解約を検討している人もいると思います。
解約にあたって期間の縛りはなくいつでも解約でき、契約解除料もゼロ円です。
以前まで更新期間以外に解約した時は1万円程度の違約金が発生していましたが、解約に伴う料金発生はかからないようです。
解約方法は思ったよりも簡単です。
下記のページからアクセス出来ます。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/cancellation/?l-id=support_category_guide
このページに記載されている通りに進めばわざわざ電話しなくても解約することができるようです。
ちなみに、楽天モバイルのカスタマーサポートへの電話は全く繋がりません。
今回の件で最初、カスタマーサポートへ電話で確認しようと思いトライしたものの、「現在お電話が繋がりにくくなっておりますため、ご不便をおかけします」というメッセージとともにリンクがSMSで送られてくるだけでした。
ドコモやソフトバンクなどはもちろん、UQモバイルでもすぐにカスタマーサポートに電話連絡することが出来るのでこの辺りは楽天モバイルの不便さを感じますね。
まとめ:データ通信未使用なら期間終了後も無料のまま
データ通信が1GB未満でRakuten Linkを使った通話のみの使い方であれば1年間無料期間が終了した後も基本的に無料で利用することが出来ます。
現時点では1年間無料のようなキャンペーンは実施されていないですが、他社からの乗り換えで楽天ポイントが還元される等のキャンペーンは実施中です。
この他、楽天モバイルの契約者であればSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象となり、楽天市場ショップの買い物がポイント+1倍になりお得となっています。
確かに基本料金は他社と比べても安いですしポイント還元などでお得感はありますが、1年間使ってみた感想としてはメインのスマホとして使うにはまだ不安が残ります…。
それよりも、サブ機としての方が楽天モバイルの良さが出てくるのかなと思います。
最後に、楽天モバイルをサブにしろメインにしろスマホ料金を安く・便利にしたいならWi-Fi環境が必須です。
もし、自宅にWi-Fi環境を整えたくて光回線を探している方には、ソフトバンク光がおすすめです。
自分も今の住まいでソフトバンク光を使っていますが、NTTのフレッツ光を使った回線なので通信速度は速く、安定していて満足です。
お得なキャンペーンも充実しており、キャッシュバック(他社違約金負担分含む)は総額57,000円にもなりました。
おまけに、月額料金は3,080円と他社よりも1,000円以上安く使うことが出来ています。