ドコモ、ソフトバンク、auなどの各キャリアは、料金プランが似ていてどこを選べばいいのか迷いますよね。
キャンペーンやCMで勢いがあるソフトバンク、auに対して、ドコモは劣勢ですが、それでも契約者数のシェアは4割を超えていて依然人気です。
ただ、ドコモで契約したとしたら月々どのくらいの料金がかかるのか計算するにしても料金プランが複雑すぎて分かりづらいんですよね。
そこで、割引やスマホ代などは抜きにして、ドコモのスマホを使う上で必ず必要なプランだけをご紹介していきます。
ドコモの料金プランの仕組み
ドコモの基本的な料金プランは、プランが細かく分かれていて、使い方に応じて選べるようになっています。
その分、どうしてもプランが多いように感じてしまうのかなと思います。
スマホを使う上で、必ず必要なプランと、その他のオプション、の2つに分けると分かりやすいです。
基本的な組み合わせとして必須なのが下記の3つです。
- 基本プラン
- パケットパック
- インターネット接続サービス(ISP)
基本プランに全て含まれていたら苦労しないのですが、ここにはインターネットを使うために必要なサービスが含まれていません。
その点、ソフトバンクやauは基本プランの中に、通話やインターネットが含まれているので分かりやすいです。
1.基本プラン
基本プランというのは、通話のことです。
ここにはデータ通信は含まれていません。
通話した分だけ通話料を支払うプランかどうかで3つに分かれています。
- カケホーダイプラン(24時間通話無料):月額2,700円
- カケホーダイライトプラン(5分以内通話無料):月額1,700円
- シンプルプラン:月額980円
今までカケホーダイプランが一般的でしたが、LINEやSkypeなどでタダで通話が可能になったことでスマホの通話を使うことがかなり減ったと思います。
そんなニーズに応えて、新しく登場したのが「シンプルプラン」で一昔前のケータイのように通話した分だけ通話料を支払うプランが安いです。
ただ、通話時間によってはカケホーダイプランの方が安いということもあります。
「カケホーダイプラン」か、「カケホーダイライトプラン」のどちらを選ぶかは迷いますが、月額1,000の違いなら個人的には「カケホーダイプラン」を選びます。
というのも、一般通話で5分というのは意外に短いです。
役所やコールセンターなら待ち時間だけで5分以上ということも少なくないので、常に通話時間を意識しながら使うのは結構不便です。
基本プランは、マイページからいつでも変更することが可能です。
2.パケットパック
パケットパックは、パケット通信(データ通信)のサービスです。
パケットパックは、パケット通信量を家族で分け合うか、1人で利用するか、の2つのプランがあります。
ここでは1人で利用する前提で話を進めます。
1人でパケット通信を利用する場合、使った分に応じてデータ通信量を支払う「ベーシックパック」と、定額の「ウルトラデータパック」の2つがあります。
「ベーシックパック」は、1GBまで、3GBまで、5GBまで、20GBまでの4つの上限があり、それぞれの上限を超えると自動的に一つ上限が大きいプランに変わります。
このベーシックプランで厄介なのが、この上限を5GBまでという形に制限することができず、通信量がオーバーすると自動的に上のプランになることです。
一般的な使い方なら月3GBないし5GBになると思いますが、月に5GBしか通信できないのに月額5,000円もします。
ちょっと使い過ぎてしまうと、さらに上のプランになりぱパケット通信だけで月7,000円もかかることに…。
もう一つの「ウルトラデータパック」は、データ容量の上限が20GB、30GBと大きく、それぞれ月額6,000円、8,000円となっています。
ベーシックパックの20GBが月7,000円なので大きな容量を使うなら最初からウルトラデータパックの方がお得かもしれません。
パケットパックの選び方としては、データ容量を月5GB超えるなら「ウルトラデータパック」、それ未満なら「ベーシックパック」が良いと思います。
3.インターネット接続サービス
インターネット接続サービスは、spモードのことを意味しています。
長年ドコモを使ってきた人にとっては、spモードはあったようななかったような…存在のサービスです。
サービスと言っても、@docomo.ne.jpのドコモメールを使うことが出来るくらいですが、毎月300円でインターネットを使うなら必須です。
まとめ
他社では通話とデータ通信がセットですが、ドコモはバラバラなのでちょっと分かりづらいです。
ドコモでスマホを使うなら、通話の「基本プラン」、データ通信の「パケットパック」、ドコモメールが可能な「spモード」、の3つが必須です。
あとは、「基本プラン」と「パケットパック」から使い方に応じて選んでいくだけです。
どのプランも途中で変更することが可能なのでとりあえず使ってみてから最適なプランを見つけて行くというスタイルで良いと思います。
上記のページはドコモの料金プランをシミュレーションできます。
毎月のスマホ料金をいかに安くするかは、料金が高い「パケットパック」をいかにデータ容量の小さいプランにするかです。
Wi-Fi(公衆無線LAN)を活用すれば、毎月のデータ容量を1GBに抑えることも可能です。